鳥取のとっておき!"ごっつお"ウェルカニランチ(イベントレポート)
2016 2月24日(水)~3月2日(水)
11:00~16:00(平日)/10:00~17:00(土日祝)
丸ビル1階Marunouchi Café × WIRED CAFE
価格:1,200円(税抜)
※サラダ、ドリンク付き(土日のドリンクは+190円(税抜)にて提供)
主催:鳥取県、三菱地所株式会社
後援:フード・アクション・ニッポン推進本部
3人のシェフたちが鳥取県に出向き、目利きした鳥取県産の紅ズワイガニや、ブランド野菜などの食材を使った期間限定スペシャルランチメニューが登場しました。丸の内シェフズクラブのメンバー、和食の杉山衛氏 (銀座寿司幸本店 丸ビル店)は、「紅ズワイガニたっぷり!まるごと鳥取丼」を。イタリアンのステファノ ダル モーロ氏(アンティカ オステリア デル ポンテ)は「あま~い白ネギのラグーと紅ズワイガニのスパゲッティ」を。中華の袁家寶シェフ( 家全七福酒家 SEVENTH SON RESTAURANT丸ビル店)は、「紅ズワイガニのふわふわかに玉丼 ~シェフ秘伝上湯風~」を。どれも紅ズワイカニの美味しさをたっぷり味わえる逸品ばかり。開催初日から、お店の入り口には長い列ができていました。
「紅ズワイガニたっぷり!まるごと鳥取丼」は紅ズワイガニはもちろん、たくさんの食材の味のお祭りで贅沢な一品に。冬から春にかけて旬で美味しい寒鰆、鳥取県のシンボルである大山の麓で育った大山ブロッコリー”きらきらみどり”、水はけのよい砂地で育った”京谷さんの人参”、同じく砂地ならではの粘りを誇る、ねばりっこ(長芋)。彩り豊かな丼は、女性にも嬉しいヘルシーさで、夢中で頬張る方が続出!
「あま~い白ネギのラグーと紅ズワイガニのスパゲッティ」。とにかく紅ズワイガニの風味を存分に楽しめるのがこのスパゲッティ。鳥取県産の太くて甘い白ネギを、しっかり炒めてさらに甘さを引き出して、カニの旨みと絡めていただきます。トン、とお皿が運ばれてきた時の香り。みなさんテーブルの前でうっとりです。あしらわれたタイムの香りで、大人っぽい仕上がりの一皿は、無言で食べてしまうほどの美味しさ!
「紅ズワイガニのふわふわかに玉丼 ~シェフ秘伝上湯風~」。色鮮やかな逸品はいわば贅沢カニ玉丼!ふんわりと仕上げられた卵の中には、シャキシャキとした歯ごたえが嬉しいキューブにカットされたねばりっこ、素材の美味しさそのままの紅ズワイガニ、ボリュームたっぷりに茹で上げられた大山ブロッコリー”きらきらみどり”に、風味を加えてくれる白ネギと、こちらもたっぷりの鳥取県食材で楽しませてくれます。すべてが合わさる時の口のなかの幸せなことったら。家全七福酒家秘伝の上湯スープが全体を包み込んで、癖になる美味しさ!
「スパゲッティのボリュームがとても多くて満足!」この声はいくつもいただきました。カニの出汁をたっぷり絡めていただけるようにボリューム満点のスパゲッティが好評だったようです。またカニ玉丼は「”ねばりっこ”の歯ごたえがシャキシャキで美味しかった」と口に頬張ってから初めて気づく小さなサプライズに嬉しい声が届いていました。まるごと鳥取丼は、「カニおぼろが美味しかった!」とのお声があがりました。カニをだし汁で煮て作られた銀座寿司幸本店さん特製のカニおぼろ。カニの甘みとだしの旨みが出会って、全体をまろやかに導いてくれます。やっぱり皆さんカニが好きなんですね。わくわくした空気、眼映りしてしまうシェフたちのとっておきの料理。またとない時間の最後は、今味わったスペシャルランチメニューのレシピが書かれたランチョンマットをしっかりと持ち帰るみなさんの姿がありました。
食事は一番身近な旅のような時間だと思います。その土地のものを味わいながらどんな場所なんだろうと思いを馳せる、ひとときのショートトリップ。海あり山ありの豊かな鳥取県は、日本海側に面し、東西に長く伸びる県です。その海岸線は驚くほど自然豊かで、食べ物が美味しく、人も穏やか。県外からの移住者数も全国トップなのだとか。お料理のなかで語りきれない鳥取県の魅力を、まだまだ知られていない情景や様子が、店の外に張り出された看板にて写真と言葉で紹介されていました。列に並ぶお客さんだけでなく、丸の内で働くビジネスマンのみなさんにとって、まだ出会ったことのない鳥取県を知る機会になったようです。