いきなり、んめっ! はらくっつい宮城食堂
東北の中でも食材王国と呼ばれる宮城県は、とりわけ一雅(みやび)な食文化を誇ります。それは初代仙台藩主、伊達政宗公のグルメっぷりのおかげでもあります。自ら毎日朝夕厠にこもってその日の献立を考えていたとか。伊達家の食卓には四季折々の行事にふさわしい献立が供され、由緒正しい仕来りの中に季節を寿ぐ気持ちが現れていたと言われます。
食べておいしい、体がよろこぶ大人の食育を追求してきた丸の内シェフズクラブがプロデュースするシェフズランチ企画第7弾、今回はそんな魅力的な宮城県の食材、宮城県のシェフたちとのコラボレーションです。
きっかけは東日本大震災において大きな被害を受けた東北エリアの食材・食ブランドを応援する「Rebirth 東北フードプロジェクト」。
東北と丸の内のトップシェフたちが連携し、東北エリアの食材や伝統野菜を使ったメニューを開発して消費活動につなげます。しっかりと吟味した安全な食材を通じて東北の食ブランドの再生を目指しています。決して一方通行ではないこのプロジェクト、丸の内のシェフたちも現地を訪れて交流を図りながら、東北の食の魅力を発信しています。
“はらくっつい”とは宮城の方言で”まんぷく”のこと。中華、イタリアン、フレンチのシェフが自信をもってお届けする「はらくっつい 宮城食堂」のメニューは、どれも「いきなり、んめっ!」(すごくおいしい!)。しっかり食べ比べて東北へ、宮城へ元気を送りましょう。
Date: | 【第1週】2012年 2月20日(月)~ 2月26日(日) 11:30~14:00 【第2週】2012年 2月27日(月)~ 3月4日(日) 11:30~14:00 ※このイベントは終了いたしました。 |
Place: | 丸の内カフェease (東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング1F TEL: 03-5218-5505) |
Price: | 1,000円(税込) ※デザート・サラダ・ドリンク付 |
味は濃いのに脂があっさりしている漢方豚&えぐみは少ないけれどやはり味の濃いしゃきしゃきした食感の仙台雪菜は、シンプルこの上ない絶妙のコンビネーション。最後にふわっとゆずの香りが舞い下りる小憎い演出!ボリュームもたっぷり。
漢方は人を健康に保ち、自然治癒力を高める東洋の知恵。人に良いものは牛にも良いに違いないと思い試行錯誤を繰り返しながら、4種類、7種類・・・と増やし肉の質を吟味しながら現在の14種類になりました。
約3haの農地で雪菜、カブ、枝豆、寒じめほうれん草を中心に栽培しています。露地にこだわって野菜を作っています。
関村清幸さん
相原康彦さん
生姜やタケノコ、ザーサイ入りの肉団子は食感も楽しく、黒酢との合性もばっちり。対するご飯「宮城県産ふゆみずたんぼ米」はさっぱり口当たりのよいお米。何杯でもおかわりしたくなる危険な味です。トマトと卵のスープは北京のお母さんの味。中国の家庭でも伝わるオーソドックスなレシピです。
ふゆみずたんぼは、冬の間も田んぼに水を張ること、多様な生物の営みを活用することで、農薬や化学肥料を使わずに安全、安心な良質米を生産する自然と共生していく農法です。
赤身と脂身のバランスが良く、大理石のようなサシが入っているということで「マーブルポーク」という名称にしました。豚肉のくさみが無く、あっさりしていてコクがあるのが持ち味です。
たんぼ生産組合
株式会社つかさ屋
やや大きめのダイスにカットされたメバチマグロはシャキっとした食感。 ケッパーやコルニションの酸味が効いたオリジナルのタルタルソースで和えることで、さらにメバチマグロの味が引き出されています。エスカルゴバターを塗ったサクサクのクルトンに載せてお楽しみください。
三陸東沖の漁場から漁獲され塩竈市場に水揚げされた生鮮マグロ類のうち、特にメバチマグロは「鮮度」「色艶」「脂のり」「うまみ」に優れています。
仙台マル住水産
旬の魚の代表格、背中のマダラ模様が特徴の真鱈と、寒暖の差が大きい蔵王で育った濃厚な味わいの里芋、海と山の恵みがお皿の上で出会いました。ベーコンに守られてしっとり火の入った真鱈に、ねっとりやわらかで、ふんわり甘い里芋をひとつにまとめるのは、幸せを呼ぶ黄色いソースです。
宮城県蔵王町産のサトイモで、「土垂れ」と言う蔵王特有の品種です。独特の粘りがあり、ねっとりとした濃厚な味わいと口の中でとろっと溶けるような感じが特長です。
エコファーム蔵王
スペインの伝統的な田舎菓子「ポルポローネ」を宮城で開発した注目の素材でアレンジ。サクッと割れた後に口の中ですっと溶けて行くような軽い食感が特徴です。鉄分豊富なほうれん草の香りが元気を呼ぶ、ヘルシーなおやつ。
原料は有機肥料のみで育てた旬の野菜利用で栄養価の最も高い時期の原料を使用しています。独自開発の遠赤外線を利用し栄養価、風味の損なわない乾燥法を用いた製品です。
菅原の米粉は、胴搗きという澱粉を壊さない独自の製法をしています。デンプンを壊さず、程よい粒子にすることにより、甘み・香り・食感など味わいのある米粉作りを目指しております。
ステーション
菅原商店