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マルシェに行こう「Gramme Marche(グラムマルシェ)」

東京の中心にマルシェがオープン

 秋風が心地よい9月中旬に丸ビル1Fにマルシェがオープンしました。平日の昼間にも関わらず道行く多くの人が足を止め、思い思いに地方から集まった食材に手を伸ばします。
今回のマルシェのテーマは「グラムマルシェ」という名前の通り「量り売り」 “必要なものを必要な分だけ購入する”そんなエコなマルシェが「丸の内グラムマルシェ」です。

環境に優しい量り売りで、欲しいものを欲しい分だけ

 日本人は馴染みがない量り売りですが、海外のスーパーで量り売りはよく見る光景です。例えばナッツやビーンズ、機械で自らつくるピーナッツバターなどを購入するときはいずれも棚の横にある量りに乗せて必要な分だけを購入します。ピーナッツバター機が大好きだったなぁなんて思い出に浸りつつ、著者は有機野菜の彩りが眩しいカートで珍しいセミドライフルーツを購入しました。マンゴーもさつまいもも素材の美味しさはそのままで、味覚がぎゅっと封じ込められています。美容に関心の高い丸の内OLには最適なおやつではないでしょうか。店員さんがグラムを計量し、価格を教えてくれます。

量り売りで童心にかえる

 ふと目をやると多くの女性が足を止めているのがお茶の量り売り。色々な種類のお茶を少しずつ楽しめるとなれば乙女心が騒ぐのは当然のこと。良い香りの茶葉を前にきゃっきゃと楽しそうにお茶を選ぶ女性グループが印象的でした。
著者のおススメは「ほうじ茶」。ほうじ茶はカフェインレスであることに加え、鉄分の吸収を阻害するタンニンを含まない数少ないお茶です。病院ではほうじ茶が定番ですし、老舗旅館などでは寝る前の一服としてふるまわれるお茶でもあります。

マルシェは季節を届けてくれる素敵なイベント

 マルシェを訪れる人の心が高揚するのはなんといっても瑞々しくカラフルな食材たちに心を奪われるから。この日も「フルーツがよく売れます」と売り子さんたちが笑顔で説明してくれました。確かにこの日のカートには美味しそうな秋の味覚がいっぱい!葡萄や桃、梨といった誰もが愛してやまないフルーツが丸の内を歩く人々をお出迎えします。大都会に季節を届けてくれる丸の内マルシェに次回は是非、足を運んでみてくださいね。

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