糖質offグルメフェア開催! ロカボ食ってなにが良いの?
2016年9月8日(木)から18日(日)まで、「食育丸の内」プロジェクトと、今夏、江崎グリコより発売された「糖質オフキッチン」シリーズのコラボレーションにより、「丸の内シェフズクラブ」のシェフたちが考案したオリジナルメニューがMarunouchi Café×WIRED CAFÉにて期間限定で展開されました。
また、丸の内エリアの各飲食店でも同シリーズを用いたアレンジレシピを提供する「糖質offグルメフェア」が開催されたほか、全国5都市をキッチンカーでめぐる、糖質オフアレンジレシピの試食キャラバンキックオフイベントも開催されました
昨今、「ロカボ(緩やかな糖質制限)食」という言葉をよく耳にしますが、一般的には、ごはんやパン、パスタなどの炭水化物を食べないようにすることだと考えている方も多いと思います。
そもそも糖質は根菜類や豆類、一部の調味料などにも含まれていますし、日本人に生まれたからには半永久的に炊きたてのごはんの誘惑に負けないようにするのは至難の業。また、炭水化物には糖質のほかにもたくさんの栄養が含まれているので、まったく摂らないというのも健康的な食生活をあまりに犠牲にしてしまうだけでなく、外食では選択肢を狭め、ダイエットを目的としている方にとってはリバウンドを誘発する要因にもなっているとも言えるでしょう。
今回、健康的な食生活を無理なく続けられる「ロカボ食」の水先案内人として登壇したのは、北里大学研究所病院糖尿病センター長で、食・楽・健康協会代表理事の「山田悟 」先生。なぜ「ロカボ食」がよいのかを、図解を活用しながらわかりやすく解説してくださいました。
主食や芋類、甘いお菓子などに多く含まれる糖質は、血糖値を上昇させます。健康な人の場合は「インスリン」というホルモンが血糖値を下げる働きをしますが、糖尿病になるとこのインスリンが充分に出なくなり、血糖値が高い状態が続きます。高血糖の状態が続くと、血管が傷つき、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病の合併症、ひいてはアルツハイマーやがんなどの原因にもなると言われます。血糖値が高くても自覚症状がないため、発病したときには取り返しのつかない事態になってしまうことも…。その状況を未然に防ぐ方法のひとつが「ロカボ食」であるというわけです。
しかしながら、冒頭でも触れたように糖質を一切摂らないことがベストなのではなく、ゆるやかに血糖値を上昇させるような食べ方ができればよいのです。
何かを極端に我慢するのではなく、素人にも簡単に取り入れられる方法はないものだろうかと思う方も少なくないはず。そこで一役買ってくれるのが、今夏、江崎グリコより新発売された「糖質オフキッチン」シリーズです。