【これからの食を考える 7つの質問】「eatrip」主宰、料理人 野村友里さんが 外出自粛時に考えたこと

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世界中の人々が、新型コロナウイルスによる未曽有の体験をし、自粛生活を強いられ、生活や価値観など様々な変化が生まれたのではないでしょうか。だんだん新しい日常にも慣れつつあり、外出自粛時の気持ちや、考えたことを忘れてしまうこともあるかもしれません。しかし、自分と向き合う時間の中で導き出した答えは、これからの食や暮らしのひとつの指針になるはず。そこで、食育丸の内から各業界を牽引する方々に、今一度、当時の気持ちを振り返る7つの質問を投げかけてみました。今回は料理人の野村友里さんの答えをご紹介します。

(PROFILE) 野村友里さん

おもてなし教室を開いていた母の影響で料理の道に進み、日本の四季を意識した料理やもてなしなどをベースに“食”を通じた様々な活動を行う。現在は「eatrip」の主宰として、ケータリングフードの演出や料理教室、執筆、イベント企画などを行う。2009年に食のドキュメンタリー映画『eatrip』で監督デビュー、2012年に「restaurant eatrip」、2019年に「eatrip soil」をオープン。

(1) 外出自粛時に、なにか新しい習慣は生まれましたか?

電車通勤をしていたスタッフを車で送迎することと、その車中での会話。「eatrip  soil」の庭の毎日の水やりと、毎日、日が沈む夕焼けの写真を撮ること。

(2) 改めて感じた、自分にとって大切なものはありますか?

太陽、風、月、緑、空。また、日が沈むのを見届ける時間。

(3) 自宅での暮らしを楽しむアイデアを教えてください。

レコードやスピーカーを使って良い音で音楽を聴くことや、緑を育てること。

(4) この2か月の間で記憶に残っている食体験を教えてください。

2カ月の間に父の畑で玉ねぎの植付けから収穫までをしました。それを料理して食べ、感動しました。

(5) AFTER/WITHコロナ時代の食にとって重要なキーワードはなんだと思いますか?

菌。

(6) コロナ禍の中であなたの価値観や人生観など、変わったことはありますか?

特に変わったことはなく、今までの価値がより正された気がします。

(7) より良い社会にしていくために私たちが教訓とすべきことはなんでしょうか?

良いと思った事は小さくても行動する。目先のことでなく、経年変化でより価値が生まれる物や事、また “残したい”“育てたい”と思う物や事を見極めて大事にする。
平和はもとより、今目の前にいる小さい子供達はもちろん、緑、動物、海の中、たくさんの生命が、伸び伸び豊かに生きられる世界を常にイメージする。

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<他にも、こんな方々に聞きました>

ビキニアスリート 安井友梨さん
https://shokumaru.jp/7q-08-2/

株式会社スマイルズ代表 遠山正道さん
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フードプランナー 勅使河原加奈子さん
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