【これからの食を考える 7つの質問】「招福楼」四代目 中村成実さんが 外出自粛時に考えたこと

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世界中の人々が、新型コロナウイルスによる未曽有の体験をし、自粛生活を強いられ、生活や価値観など様々な変化が生まれたのではないでしょうか。だんだん新しい日常にも慣れつつあり、外出自粛時の気持ちや、考えたことを忘れてしまうこともあるかもしれません。しかし、自分と向き合う時間の中で導き出した答えは、これからの食や暮らしのひとつの指針になるはず。そこで、食育丸の内から各業界を牽引する方々に、今一度、当時の気持ちを振り返る7つの質問を投げかけてみました。今回は滋賀県の老舗料亭「招福楼」四代目店主・中村成実さんの答えをご紹介します。

(PROFILE) 中村成実さん

1955年滋賀県生まれ。明治元年創業のお茶屋(現・料亭)に生まれ、16歳で禅寺での小僧修行に入る。その間、精進料理作りを経験。大学卒業と同時に出家し修行するが、1980年より料理の道へ。父が営む料亭に入り、神戸店では店長を兼ね向板を務める。1983年から表千家山下恵光宗匠の下に入門し、茶の湯を学ぶ。同年から本店向板、煮方を経て1992年より「招福楼」四代目を継承。滋賀の本店や東京店などで腕を振う。

(1) 外出自粛時に、なにか新しい習慣は生まれましたか?

普段は不規則な生活を送っていましたが、自粛期間は規則正しく生活できました。また、手洗いと消毒、そして外出には必ずマスクを持つ習慣が身につきました。

(2) 改めて感じた、自分にとって大切なものはありますか?

健康がなによりも大切。

(3) 自宅での暮らしを楽しむアイデアを教えてください。

毎日、庭の掃除と運動をして、心をリフレッシュすること。

(4) この2か月の間で記憶に残っている食体験を教えてください。

質素倹約な食生活をしていたため、おいしい漬物でお茶漬けをしたり、炊きたての熱々ご飯をいただくことが、一番記憶に残っています。

(5) AFTER/WITHコロナ時代の食にとって重要なキーワードはなんだと思いますか?

すべてにおいての衛生管理。

(6) コロナ禍の中であなたの価値観や人生観など、変わったことはありますか?

価値観や人生観は変わりませんでした。しかし、改めて人に優しくすることの大切さを感じています。

(7) より良い社会にしていくために私たちが教訓とすべきことはなんでしょうか?

利益追求(利己)から奉仕(利他)の追求。

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<他にも、こんな方々に聞きました>

「ミクニマルノウチ」オーナーシェフ
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「o/sio」オーナーシェフ 鳥羽周作さん
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