【これからの食を考える 7つの質問】医師 原聖吾さんが外出自粛時に考えたこと

世界中の人々が、新型コロナウイルスによる未曽有の体験をし、自粛生活を強いられ、生活や価値観など様々な変化が生まれたのではないでしょうか。だんだん新しい日常にも慣れつつあり、外出自粛時の気持ちや、考えたことを忘れてしまうこともあるかもしれません。しかし、自分と向き合う時間の中で導き出した答えは、これからの食や暮らしのひとつの指針になるはず。そこで、食育丸の内から各業界を牽引する方々に、今一度、当時の気持ちを振り返る7つの質問を投げかけてみました。今回は新丸ビルにありベンチャー企業や多様なプロフェッショナルが集まるビジネス交流の場「東京21cクラブ(https://www.egg-japan.com/club)」に参加している、ヘルステック企業「MICIN(マイシン)(https://micin.jp/)」創業者・原聖吾さんの答えをご紹介します。

(PROFILE) 原聖吾さん

医師、横浜市立大学医学部非常勤講師。東京大学医学部を卒業後、マッキンゼーを経て、「MICIN(マイシン)」を創業。オンライン診療等の医療機関向けアプリケーションや医療データをAIなどで解析・活用するデータソリューション事業を行う。東京21cクラブは、打ち合わせなどのスペースとして利用するほか、交流会などを通して、新たな視点の発見に役立てている。

(1) 外出自粛時に、なにか新しい習慣は生まれましたか?

ジムやプールに行きづらくなったので、家の周りをジョギングするようになりました。この機会に、10年ぶりにジョギングシューズを買ったら、すごく進化していて驚きました。

(2) 改めて感じた、自分にとって大切なものはありますか?

ありきたりですが、家族とゆっくり過ごす時間は大切だと思うようになりました。なんでもない日常ですが、家族と一緒に家の片付けや食事などをする時間が大事だと感じています。

(3) 料理をする機会は増えましたか? また、この2カ月で最も多く作った料理を教えてください。

料理をする頻度はこれまでと変わっていませんが、お店でお酒を飲む機会がなくなり、家でカクテルを作るようになりました。ベースのラムを替えながらモヒートを楽しんでいます。

(4) 自宅での暮らしを楽しむアイデアを教えてください。

ちょっとした変化に気がつくこと。家の周りで育っている植物や昆虫など、日々少しずつ変わっていくもの、ことに気がつくようになって、それが面白いと感じました。特に、外出自粛期間中は春から夏になっていく季節だったので、変化が多く面白かったです。

(5) この2か月の間で記憶に残っている食体験を教えてください。

ホットサンドにこだわっていて、パンや具材をいろいろ試したこと。お気に入りは、あんこ屋さんのつぶあんとマスカルポーネチーズを専門店の食パンでサンドしたもの。たい焼きのような感じになっておいしいですよ。

(6) 「あぁ、あれが食べたい!」と禁断症状が出た食べ物はありますか?

外食ができなかったので、お寿司。

(7) 外出自粛時に一番つらかったことはなんですか?

辛いとはあまり感じていませんでしたが、仕事仲間と対面で時間を共有できないことにもどかしさを感じています。

 

MICIN(マイシン)公式WEB
>https://micin.jp/

東京21cクラブ 公式WEB
>https://www.egg-japan.com/club

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<他にも、こんな方々に聞きました>

ホリスティックビューティーコンサルタント CHICO SHIGETAさん
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株式会社スマイルズ代表 遠山正道さん
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