「生クリームは冷たいうちに手早く塗ってください。メロンは重ならないように乗せないと３段重ねできませんからね」。
マンゴーツリー専属パティシェ・一見恭子先生の説明の後、子どもたちはメロンを使ったケーキ作りに挑戦しました。簡単そうに見える生クリームを生地に塗る作業も、クリームが多すぎたり、表面がデコボコになったり、子どもたちには難しい作業でした。普段は買ってくるものだと思っているケーキ。ひとつひとつ手で作ってみると、パティシェの人の大変さがよく分かります。今回の企画には、女の子がたくさん参加していました。

　話を聞いてみると、女の子の将来なりたい職業のナンバーワンはパティシェ。絶大な人気があるそうです。横浜から参加した小学校５年の女の子は、「お菓子作りは色もきれいだしカワイイ。将来、自分のお店を持ちたいです」とやる気満々。家でもお母さんといっしょにオーブンでバウンドケーキをおやつに焼いているそうです。プロのパティシェについて聞いてみると、「ケーキの生地は一番下を厚く、その上を薄く切るのがコツなんですね」とお母さん顔負けのコメントをくれました。
たくさんの取材やテレビ撮影のカメラも入っていたのですが、みんな緊張することなく、最後までよくがんばりました。