教えてモモさん番外編 “教えて酒見先生”その2

今更聞けない「食とからだ」に関する質問。日常的な習慣や、季節ごとの悩み、妊娠に備えてしっておきたいこと、年齢を重ねる女性ならではの悩みなどなど、いつも気になっているけれど、誰に尋ねたらいいかわからない些細な質問を大募集。
予防医療コンサルタントの細川モモさんに、教えてもらいます。

教えてモモさん番外編
“教えて酒見先生”その2
月経や月経量が少なくても妊娠できますか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は、教えてモモさん番外編!
まるのうち保健室でミニセミナーを開催してくださった酒見智子先生(聖路加国際病院附属クリニック 聖路加メディローカス 女性診療科 医師)への質問が多かったものについて、酒見先生にお答えを頂きました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まずは、無月経の状態をきちんと診ることが大事です。思春期に月経の来ない状態なら子宮や卵巣の低形成・無形成といった状態にあることも。また月経は来ていたのに途中から無月経になったのであれば、ホルモンバランスが正常範囲内なのか?など内分泌・婦人科的な評価が必要です。卵巣があっても子宮が小さいか、ない方の場合は妊娠自体難しいです。こうした方はたくさんいるわけではなく、むしろ一般的には月経がなくても排卵誘発を行ったり、ホルモンバランスを整えたりサポートする生殖補助医療の技術で妊娠可能な方がほとんどです。ですから経血量が少ないことだけで全く妊娠できないということではなくなってきています。しかし、無月経や月経量が少ない場合は、病気とその治療の必要性の有無を確認するためにも婦人科受診をお勧めします。

モモさんへの質問、受付中

「食とからだ」に関する質問、大募集!
日常的な習慣や、季節ごとの悩み、妊娠に備えてしっておきたいこと、年齢を重ねる女性ならではの悩みなどなど、「食とからだ」に関する質問を募集しています。
予防医療コンサルタントの細川モモさんに、毎月1回、1つの質問にお答えいただきます。

※お送りいただいた質問の全てにお答えすることはできません。あらかじめご了承ください。

メールで質問を送る