教えてモモさん

今更聞けない「食とからだ」に関する質問。日常的な習慣や、季節ごとの悩み、妊娠に備えてしっておきたいこと、年齢を重ねる女性ならではの悩みなどなど、いつも気になっているけれど、誰に尋ねたらいいかわからない些細な質問を大募集。
予防医療コンサルタントの細川モモさんに、教えてもらいます。

この夏、仕事に遊びに飛び回ったら、少し疲れが出たのか、風邪気味になってしまいました。

だるさもあります。薬を飲む前にできることは何かありますか?

モモさんからの回答

ビタミンDが豊富な魚、きのこ、卵などを摂って、ひなたぼっこを!

今年の夏は猛暑日の連続記録を更新するほど猛暑の夏となったため、いつもより大量の汗をかいたことでしょう。実は、スタミナ維持に必要なミネラルが汗とともに体内から流れ出てしまっています。とくに、筋肉の収縮に関わるミネラルであるカルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムの四大ミネラルの損失により、四股の脱力感をはじめ、身体に力が入らない、なんとなくだるい…という状態のまま秋を迎えてしまう人も少なくありません。 これから空気が乾燥し、感染症が流行る季節を迎えますので、暑さで失った栄養素をチャージし、パワーを取り戻しましょう!インフルエンザを始めとした感染症は年を重ねるほど治りが悪くますので、避けたいもの。免疫力を高めるビタミンとして、秋刀魚や鮭、きのこ、卵などで摂取できるビタミンDが必要です。つまり、旬の食材を食べることが健康維持に繋がるということです。さらに、ビタミンDが体内にある状態で日光にあたると、活性型ビタミンD3に変化することでより高い効果を発揮します。美白のために極端に日光をブロックしたり、夜型の生活を続けていると、免疫力を下げてしまうのです。 免疫アップに欠かせないビタミンD以外にも、感染症の初期症状を抑える効果のある牡蠣に含まれる亜鉛もおすすめです。暑い夏が過ぎたらシーフードに目を向け、通勤やアクティビティーで1日に15〜30分以上、ひなたぼっこをすることを心がけましょう。

丸の内おすすめひなたぼっこスペースはこちら

新丸ビル7F、MARUNOUCHI HOUSEのデッキテラス
三菱一号館美術館広場(彫刻作品を見ながら、ひなたぼっこはいかがですか)

ビタミンDを摂ることができる料理紹介

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鮭ときのこの炊き込みご飯

【材料 (2人分)】
発芽玄米 1.5合
鮭(大) 1切れ
しめじ・舞茸 各1/2パック
昆布 小1枚
生姜 小1/2かけ
三つ葉 1束
ゆず皮・白ごま 少々
いくら 適量
〈A〉
酒・みりん 各大さじ1
しょうゆ 小さじ1

【作り方】

  • 1)炊飯器に米と〈A〉の調味料、昆布を入れ、分量分の水を入れて20分くらい置く。
  • 2)鮭は軽く塩と酒をふる。きのこは小房に分ける。三つ葉は1cm位に刻む。
    ゆず皮は細切りに、生姜は薄く切って細切りにする。
  • 3)1 にきのこ、その上に鮭をのせ、炊飯器のスイッチを入れる。
  • 4)ご飯が炊けたら、昆布を取り出し混ぜ合わせ、鮭をほぐし、ゆず、生姜を加えて混ぜ合わせる。
  • 5)お茶碗によそって、三つ葉と白ごまを散らしたら、いくらをトッピングして完成。

丸の内でビタミンDを摂れるお店はこちら

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