Health Data Dictionary 働き女子の不調のお悩み解消は、 野菜と果物摂取から。

あなたの身体はいま、何を必要としているか知っていますか?
「まるのうち保健室」に集まった測定結果から、取り組むべき課題とソリューションを紹介していきます。食事という楽しみの中に工夫を盛り込むだけでなく、ライフスタイルを見直すきっかけになるさまざまなアドバイスを掲載していきます。多様な選択肢から自分の身体に必要なものを選び取れるようになりましょう!

働き女子の不調のお悩み解消は、
野菜と果物摂取から。

働き女子の“野菜不足”は91%と深刻です。野菜不足の意識はあるものの、「自炊できるのは週末のみ」「外食で野菜をとれる店が少ない」「一人暮らしだと腐らせてしまうので買えない」「忙しくて買いものに行く時間がない」といったコメントが多く聞かれ、全国同世代平均量より摂取量が1割少ない状況です。野菜と同様に食物繊維やビタミンチャージが出来る果物の摂取量は、全国同世代平均より多い結果となりました。朝食にフルーツをとる方も多く、健康意識の高さが伺えます。調理をせずに手軽にとれるフルーツですが、単価が高く、継続的に食べるには、ある程度の経済力が必要です。全国同世代平均を上回っていても、国の掲げる目標値の40%となっており、もっと摂取を促す施策が必要です。
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食物繊維やビタミンの摂取状況

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不調のお悩み解消には、食物繊維とビタミンが必須

働き女子の不調のお悩み順位3位「むくみ」、4位「疲れ」、5位「肌荒れ」、9位「便秘」の原因は、野菜や果物から摂れる食物繊維やビタミンの不足に関連しています。例えば、野菜やいもに含まれるカリウムには、余分な水分と塩分を身体の外に出す働きがあります。働き女子は、外食やお菓子で塩分過多になっているのに、カリウムが不足しているので、お悩み3位の「むくみ」を誘発する原因の一つになっています。
食物繊維やビタミンを含む野菜や果物を積極的に摂るために、食生活としては、朝食を抜かない、平日も自炊する、食事づくり力の向上、環境としては、野菜が多く取れるお店の充実、ベジチャージ食品の充実が望まれます。

野菜や果物の摂取におすすめのお店はこちら。
⇒よく食べて、キレイを磨く