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チームビルディングにTOKYO TORCHで料理教室はいかがでしょう?

今回はサラダ・パスタ・メインの3種のメニューを調理。参加したのは三菱地所の社員4名です。ベテラン社員から新入社員まで、年齢も担当業務も異なる社員たちが、笹島シェフの指導の元、調理に当たりました。

シェフの説明後、「じゃあ、誰がやる?」の問いかけに積極的に動く社員や、「どうぞどうぞ」と譲る社員など、ふとしたやり取りにその人本来の姿が垣間見えます。手慣れた包丁さばきに「おおー!」と感心した様子の声も上がりました。

作業内容が増えてきた段階からは、2名ずつに分かれて調理を実施。より会話が増え、笑いも交えながら和気あいあいとした様子が見られました。調理の合間には笹島シェフによるコツやアドバイスも挟まれ、楽しげに調理が進められました。

1時間半の調理後は実食タイム。一緒に作り上げた料理を前に、自然と顔がほころびます。終始和やかな様子で進められたワークショップでした。

オフィスの食堂で料理教室を実施する理由は?

EAT&LEAD(イート アンド リード)は「MY Shokudo Hall & Kitchen」という場を拠点として、今回のようなワークショップやイベントを定期的に開催予定。常盤橋タワーに入居する企業だけでなく、一般の方も参加可能にして、食を通じた新しい価値観を提案していくようなプログラムが企画されているそうです。その意義をおふたりに聞きました。

――ワークショップを終えてみていかがでしたか?

笹島:海外企業では、業務時間内にチームで一緒に料理を作って交流を図る取り組みが多く見られます。共に料理をする中で、仕事時間では見られない素の顔を知ることができ、チーム力向上に役立つのです。しかし、日本企業ではまだまだ料理=余暇時間と見なすところが多いように思います。「EAT&LEAD 」での取り組みがリードする形で、他の日本企業にも料理のワークショップが浸透していったらいいなと思いますね。

井上:メンバーに入社して数ヵ月の新入社員がいたのですが、今回のワークショップを通じて、思っていた以上に「気が利く!(笑)」という印象を受けたんです。メンバーが違う作業に移ったときに、元の場所をさっと拭いたり片付けたりといった気遣いが見られました。昨年から、コロナ禍の影響を受けて当社でも基本的にリモートワークを採り入れています。そのため、雑談を交わす機会も減っているのですが、今日は「実は僕、大学時代の部活動で70人前の朝ごはんを作っていたんですよ」なんていう意外な情報を知ることもできました。オフィスの中ではなかなか生まれない会話ができるのだなと実感できましたね。笹島さんのおっしゃる仕事時間では見られない“素”が垣間見えるってホントですね。メンバーとの関係性がぐっと縮まる感じがしました。

笹島:料理はその場だけを取り繕うことができません。普段から慣れ親しんでいる人は包丁さばきが違いますし、不慣れな人も一目瞭然です。得手不得手を考慮して適材適所で人材配置をするのは、プロの料理の世界で行われていることですし、皆さんの仕事でも同じことでしょう。ワークショップを導入していただくことで、社員同士の相互理解に役立ててもらえたらと思いますね。

――ワークショップの活用方法についてのお考えをお聞かせください

笹島:私は、できるだけ上司となる立場の人が入るといいのではないかと思います。せめて様子を見にくるといいでしょう。仕事中には見られない表情ややり取りなど、仕事外の姿を見ることは大きな利点につながると思いますよ。

井上:これまで13年間、食のプロジェクトに関わる中で、料理人のホスピタリティの高さを間近で感じてきました。調理技術の高さだけでなく、細やかなゲストへの心配りや会話の一つ一つ、時には熱い人生観のお話しを伺ってこれたことは私の宝物でもあります。講師に料理人の方をお招きするワークショップでは、彼らの仕事の仕方や捉え方を見ることで学べることもあると思います。

笹島:これまでは、企業内のコミュニケーションとして“飲みにケーション”が挙げられてきました。ただ、コロナ禍の影響や時代の変化もあり、飲みに行く機会が減っている企業は多いでしょう。そこで、時々こうやって集まって1、2時間かけて料理をする場を設ける。同じゴールを目指して作っていく中で、段取り力や自分なりの個性を出す経験ができるでしょう。非言語なコミュニケーションも取れるはずです。

仕事はチーム戦。例えばエースが強くても、個人の力だけで難しいハードルを乗り越えられるとは限りません。かえって、ワンマンプレイになってしまってチームとして機能しないというケースもしばしば。昔から「同じ釜の飯を食う」と言いますが、「MY Shokudo Hall & Kitchen」の料理教室で同じ釜の飯を作ることが、あなたのチームの活性化につながるかもしれません。

MY Shokudo Hall&Kitchen(2021年8月18日オープン)
-人と人がつながる豊かなキッチン・食を通じて広がるコミュニケーション
キッチンは、自分の心身を構成する“食”に一番向き合える場所ではないでしょうか。
「MY Shokudo Hall & Kitchen」では、“食を通じて”おいしく・身体がよろこぶ食力を高めること。 生活者と生産者をつなげること。食を通じてコミュニケーションを高めること。この3つを目的に”食”について知り、学び、つくり、体験するプログラムと仕組みを展開します。レンタルスペースとしてもご利用いただけます。

詳しくはこちらhttps://mhk-tokyotorch.jp/

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