【Conscious Woman】川村明子さん #3 OFFの過ごし方「本物に触れること」

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自身の内面に真摯に向き合い、未来を照らすビジョンを持ってこの時代をしなやかに生き抜く“Conscious Woman”。今回ご登場いただくのは川村明子さん。デザイナー、クリエイティブ・ディレクターとして活躍する他、ペットのケア用品やキッズ向けの雑貨の開発や絵本の著作、「A Gallery(エー・ギャラリー)/8ablish(エイタブリッシュ)」の経営を手がけています。そんな川村さんのオフの過ごし方について聞きました。

負の感情を長引かせず、ポジティブに生きる

川村さんのプライベートでの楽しみは、美術館へ行くことなのだそう。「海外の美術館で『本物』を見るのが好きなんです。ひとつの作品を何十分も見つめていると、全然違うものが見えてきたりして、リフレッシュにもなる。そして気持ちを新たに次のクリエーションへ向かうことができるんですよ」。また、美術館で本物の作品の前に立つと、何世代も受け継がれて愛され続けていく作品に比べて、自分たちの仕事がいかに小さいかを感じるのだと言います。「過去にイギリスのダイアナ妃が力を注いでいた地雷廃絶運動にも繋がることですが、例えば5分後には地雷を踏んで死ぬかもしれない命をかけた仕事に比べれば、私の仕事は小さなもの。周りの人間関係だって、俯瞰してみればとても小さなものなんです」。

「A Gallery(エー・ギャラリー)/ 8ablish(エイタブリッシュ)」では川村さんがデザインした商品も購入可能

小さなものだからこそ、普段の仕事や人間関係でイライラしたり喧嘩を長引かせるのはナンセンスだと話す川村さん。「嫌な感情を長引かせないこと。それが健康にとっても、何より一番大事なことだと思いますよ。ポジティブな性格になることが第一です。どんなに優秀でスキルがあっても、あの人とは仕事をしたくないと思われたら仕事は来ません。ポシティブでいれば頼りにされ仕事が来るようになり、笑顔が増えます。いい連鎖しか起こらないですよ」。「そしてめげないこと。何年も生きていれば、自分や周りの状況も変わります。プランAがダメになったら、プランB、C、Dへ。そうすると意外と面白い展開になって、新たな出会いにも恵まれます。いつでも前向きに生きてください」。はっとさせられる言葉をたくさんくれた川村さん。その生き方に女性として健やかに生きるヒントが詰まっていました。

Profile
川村明子(かわむら・あきこ)
1968年生まれ、愛知県出身。1997年に同僚だった清野玲子とデザイン事務所「ダブルオーエイト」を立ち上げ、クリエイティブ・ディレクターとして数多くの企業の広告やアートワークを手がける。2000年に青山にヴィーガンカフェ「カフェエイト」、2003年に「ピュア・カフェ」をオープン。2014年デザイン企画会社「アポロアンドチャーカンパニー」を設立。2015年「レストラン・エイタブリッシュ」移転オープン。2020年「A Gallery(エー・ギャラリー)/ 8ablish(エイタブリッシュ)」にリニューアルし、現在に至る。

エイタブリッシュ
http://eightablish.com/


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写真/よねくらりょう 文/河崎志乃