1. Will Conscious Marunouchi
  2. からだづくりメソッド
  3. 料理研究家 舘野真知子 編 カフェイン抑制 vol.04 「飲む点滴、あま酒で栄養チャージ」

SHARE

  • X
  • Facebook

料理研究家 舘野真知子 編 カフェイン抑制 vol.04 「飲む点滴、あま酒で栄養チャージ」

1日1~2杯くらいのコーヒーならリフレッシュできてよいけれど、カフェインの中毒性から飲まずにいられなくなると、胃腸の調子がすぐれない、気分が落ち着かないなどの症状が出ることも。そこで、ブレイクタイムのお供におすすめなのがあま酒。主成分のブドウ糖が脳と身体に働きかけ、しゃっきりとさせてくれます。また、スーパーで買える乾燥こうじに、60℃のお湯と保温ポットと温度計さえあれば、ご自宅で簡単に自家製のあま酒を作ることができます。カフェインの取りすぎを抑えられるだけでなく、飲む点滴と言われるほど栄養バランスが整っているからよいこと尽くめ。ぜひ、自家製の甘酒をおやつに取り入れてみてください。

保温ポットであま酒
〈材料〉
  • 500mlのポット
  • 乾燥麹 150g
  • お湯(60~62℃)300ml
〈作り方〉
  1. 保温ポットに熱湯を注ぎ温め湯を捨てる。
  2. 乾燥麹をほぐす。
  3. 保温ポットに乾燥麹を入れ、お湯を注ぎふたをしめ、全体がなじむようにふり混ぜる。6~8時間温かいところに置く。
  4. 冬場の寒いときは3~4時間したら一度鍋に戻し弱火で1分間加熱してポットに戻し、更に3~4時間置く。
  5. こうじの香りが立ち黄色みをおび、甘みが出たら完成。保存容器に入れ冷蔵庫で保存する。保存期間3日。ジッパー付き袋にいれ、冷凍の場合保存期間2か月。粒が気になる場合はブレンダーなどでピューレ状にしてもOK。

舘野真知子(料理研究家・管理栄養士)

栃木で8代続く専業農家に生まれる。管理栄養士として病院に勤務後、2001年アイルランドの料理学校「Ballymaloe Cookery School」に留学して料理を学び、生産者を尊重すること、素材を生かす料理をすることをモットーにしている。帰国後はフードコーディネーターとしてメディアなどで活動したのち、レストラン「六本木農園」の初代シェフを務め、現在はフリーランスの料理家として発酵料理をキーワードに、料理の楽しさや食べることの大切さを栄養・料理・文化を通して伝える活動をしている。また国際交流にも積極的に参加し、外国人向け料理教室Kitchen Nipponにて講師を務めている。2015年にはイタリア・ミラノで開催されたPeace Kitchenが実施した和食をつたえる料理教室のカリキュラム作成、講師を担当した。「きちんとおいしく作れる漬物」(成美堂出版)、「料理用あま酒、はじめました。」(光文社)など、著書も多数。最新著書には「脳がよみがえる水煮缶レシピ」(PHP出版)がある。
https://www.machiko-tateno.com

 

PAGETOP