
舘野真知子(料理研究家・管理栄養士)
栃木で8代続く専業農家に生まれる。管理栄養士として病院に勤務後、2001年アイルランドの料理学校「Ballymaloe Cookery School」に留学して料理を学び、生産者を尊重すること、素材を生かす料理をすることをモットーにしている。帰国後はフードコーディネーターとしてメディアなどで活動したのち、レストラン「六本木農園」の初代シェフを務め、現在はフリーランスの料理家として発酵料理をキーワードに、料理の楽しさや食べることの大切さを栄養・料理・文化を通して伝える活動をしている。また国際交流にも積極的に参加し、外国人向け料理教室Kitchen Nipponにて講師を務めている。2015年にはイタリア・ミラノで開催されたPeace Kitchenが実施した和食をつたえる料理教室のカリキュラム作成、講師を担当した。「きちんとおいしく作れる漬物」(成美堂出版)、「料理用あま酒、はじめました。」(光文社)など、著書も多数。最新著書には「脳がよみがえる水煮缶レシピ」(PHP出版)がある。
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1日1~2杯くらいのコーヒーならリフレッシュできてよいけれど、カフェインの中毒性から飲まずにいられなくなると、胃腸の調子がすぐれない、気分が落ち着かないなどの症状が出ることも。そこで、ブレイクタイムのお供におすすめなのがあま酒。主成分のブドウ糖が脳と身体に働きかけ、しゃっきりとさせてくれます。また、スーパーで買える乾燥こうじに、60℃のお湯と保温ポットと温度計さえあれば、ご自宅で簡単に自家製のあま酒を作ることができます。カフェインの取りすぎを抑えられるだけでなく、飲む点滴と言われるほど栄養バランスが整っているからよいこと尽くめ。ぜひ、自家製の甘酒をおやつに取り入れてみてください。

