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働く女性の健康意識を改革する。ストレスフリーな健診施設「クレアージュ東京 レディースドッククリニック 」開院

女性自身にヘルスリテラシーを身につけて欲しい

株式会社ファムメディコは、「Will Conscious Marunouchi」プロジェクト内の取り組み「まるのうち保健室」とセミナーを共催し、働く女性たちにライフイベントや健康について学ぶ機会を提供したり、女性の罹患率が高い3要素「子宮、卵巣・大腸・乳房」の健康状態をチェックできる「YOU健診」の提唱・啓発活動等を行ったりしています。

「働く女性はキャリア、家事、育児と常にマルチタスクを要求されます。そのため、つい自分のことは後回しになりがち。ただ、自身の健康は、ライフプラン実現のための大切な資産であり、基盤です。一人一人が自分に必要な健診を知り、毎年の健診を定期的なライフイベントとして捉えてほしいと思います」。

また、佐々木さんは、女性特有の疾患について世間の認識が低いことは社会課題のひとつであると語ります。

「YOU健診や女性特有の疾患についてのセミナーを行う度に実感するのが、女性特有の疾患に対する認知度の低さ。女性自身がしっかりと知識を持ち、健康のために正しい選択をすることが必要ですが、それができる環境が整っていないことも事実。自治体や企業のみなさまも一緒になって解決すべき社会課題として取り組んでほしいと感じています」。

丸の内から企業健診制度改善へ。女性専用健診クリニックが目指す未来

1972年に制定された労働安全衛生法で決められた項目を元に進められている企業健康診断。そこには様々な落とし穴があると佐々木さんは言います。

「男性が社会の中心だった時代に制定された制度なので、どうしても男性偏重型の内容になっています。しかし、今の時代は働く人口のおよそ46%が女性です。それなのに女性に多い疾患の検査はオプション扱いが多く、受診のための設備を備えた施設も多くありません」。

元々企業健診制度に着目していた佐々木さん。就業人口が28万人を越える丸の内において女性専用人間ドックの開院を支援することで、健診への意識を変えたいという想いがあったそう。また、丸の内には健康経営や福利厚生をしっかりと考えている大手企業のオフィスが多いため、女性の健康への意識改革が実現しやすいと考えます。

性差医療をあたりまえに考えられる社会を目指したい

男女平等に重きをおくがゆえに、医療における必要な制度が整わないと佐々木さんは指摘します。「男性と女性で病気の発生率、なりやすい病気、効き目のある薬など、遺伝子レベルで違いがあります。男性と女性は違うことを前提とした診療や健診の整備が必要であることをもっと周知したいです」。

欧米では普及している“性差医療”ですが、日本ではまだまだ浸透していません。これを「社会課題として捉え、できれば義務教育の段階から知識を深めることが一人一人の健康実現へつながる」と語ります。

「検診ではなく、健診」1年に1度の“YOU健診”を推奨する理由

クレアージュ東京 レディースドッククリニックでは多岐にわたる女性向けプランを展開しています。その中でも佐々木さんが推奨するのは「YOU健診」です。女性が特に気をつけたい疾患部位は「子宮、卵巣・大腸・乳房」の3つ。「YOU健診」のY・O・Uは、この3つの部位の形に由来しています。「女性のがん死亡率第1位は意外にも大腸がんで、女性特有の部位だけでなく大腸の健康管理も重要です」。

YOU健診が“検診”ではなく、“健診”の言葉を使うのには理由があります。「“検診”は特定の病気についてあるかないかを調べる検査です。例えば子宮頸がん検診では、子宮頸部を見るだけなので子宮内の内膜症や筋腫は発見できません。つまり、子宮頸がん検診で引っ掛からなかったからといって、子宮が健康とは限らないのです。YOU健診では、病気を見つけることを目的とするのではなく、それぞれの部位が健康であるかどうかをチェックします。そのため、“健診”にしているのです」。

健診を身近なものにする第一歩としてストレスフリーな環境を用意

欧米でのがん検診受診率が約70〜80%であるのに対し、日本は約40%という結果が出ています(※)。特に女性の受診率は著しく低く、そこには様々な理由があると言います。(※「OECD Health at a Glance 2015」より)

「3,000人の女性にヒアリングを行った結果、健診に対するネガティブな声が多く挙がりました。検査着のまま男性と同じ空間にいることの恥ずかしさ。婦人科検査を同日・同施設で受診できない不都合。男性医師に対する抵抗感。様々な理由から、女性にとって健診はストレスフルな環境であることがわかりました」。クレアージュ東京 レディースドッククリニックのこだわりは、ストレスフリーな環境作り。人気スタイリスト百々千晴さんとコラボした検査着は、体のラインが目立たないのにスタイリッシュという絶妙なデザインで、商品化の要望もあるほど。医師からコンシェルジュまでスタッフはすべて女性で構成され、必要な検査を同じ日・同じ場所で、「オールインワン」で受診できることも特徴です。ホテルライクなインテリア、検査後のスイーツ提供やハーブティーなどのドリンクサービスも楽しみのひとつ。

こんなクリニックなら毎年でも通いたくなるかも。そんな風に思わせてくれる「クレアージュ東京 レディースドッククリニック」。心地よい空間作りときめ細やかなサービスは、健診をライフイベントのひとつとして当たり前のように考えられる未来の入口なのかもしれません。

クレアージュ東京 レディースドッククリニック
https://www.creage.or.jp/ladies/

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