「これ見て!」と言いながら鍋のフタを開けた、笑顔の真矢ミキさん。朝の生番組を終えたばかりだというのに、とても元気一杯だ。大好きなおかゆを食べている最中にカメラを向けられても、「私、本当に食べるのが大好きだから大丈夫よ」と場を和ませてくれる。女優だからというだけではない、この明るさには秘密がありそうだ。
「朝の情報番組『ビビット』からMCのお話をいただいたのが2年半前。ちょうど、もっと役者業を頑張りたいと試行錯誤していた頃でした。そんな時だったので、『どうして私なの?』と、嬉しい反面、迷いもありました。『自分の言葉を持っている方だからです』と言われて、そんな自覚はなかったけれどありがたいなと思いましたね。番組では時事問題や芸能情報に毎日触れているわけですが、最初は、『同業者のことをこんな風に言っていいのかな』と戸惑いもありました。だけど、自分だっていつ事故や事件に巻き込まれるかわからない。2年半やってわかったことは、まさに〝丸のなか〟(笑)。全部が円のようにつながっているということなんです」女優業をもっと極めたいと思っていた時に舞い込んだ、一見芝居とかけ離れた番組MCの仕事だが、いざやってみると、思わぬ産物が生まれたそう。
「私は女優として、別の人間をいつも演じさせてもらっています。いいお芝居をするためには、たくさんの経験を積み、いろいろなことを見聞きする。そしてそれらの一つ一つに感想を持つことが大事だと思っているんですね。この番組に携わるまでは、事件や事故のニュースを見ても気の毒だなと思うだけで済ませていた。だって考えすぎると自分も苦しいから。でも今こうして毎日いろいろなニュースに触れているうちに、これは誰にでも起こりうることなんだということがわかってきたんです。それってとても役作りに似ている。どんな経験も無駄にはならないのだと気づいたんですよ」
番組内での真矢さんの立ち居振る舞いは、とても自然だ。自分の考えを素直に、深く考えたうえで言葉にする。知ったかぶりをすることもしない。
「自分がこの場で真剣に話している様子を、カメラに客観的に映してもらっているということも、私にとってはすごくいいことなんです。もちろん映っているという意識はありますけど、まずはスタジオでやるべきことを真剣に行う。時に戦ったり、時に共感したり、泣いたり笑ったりする。その後にドラマの撮影現場に行くと、すごく素の自分でいられるようになりました。舞台出身の人間なので、以前はカメラをすごく意識しちゃっていた。でも、もうどうせ私がどんな人間かなんてみんなに知られちゃっているんだから、今さら繕うこともないわよねって思ったら、自然にカメラの前に立てるようになりました」
先頃、最終回を迎えた連続ドラマ『さくらの親子丼』では、訪れた人に親子丼を振る舞う心優しい古本屋の店主さくらを演じた真矢さん。こんな役を演じるようになったのは、意外にもここ数年のことなのだという。
「宝塚歌劇団を退団した後、元男役の私にやってくる役というと、ハイヒールでカツカツと歩くようなバリバリのキャリアウーマン役がほとんどでした。だから撮影以外のところでもそういう女性でいなきゃいけないと、常に気を張っていたんです。それがこの朝の番組によって、私のダメなところも全部放送されるようになった(笑)。すると以前とは違う、人間味のある役のオファーが急に増えたんです。それは本当にありがたいことですし、意外なことでしたね。大人になってから勇気を出して一歩踏み出すと、逆に開眼することがあるんだなって。あのまま番組をやらないでドラマだけをやっていたら、今頃、全然違うタイプの女優になっていたでしょうね」ドラマの中でさくらが親子丼に大きな意味を感じているように、真矢さんにとっても食は大切な存在だ。
「この役を演じて改めて思ったんですが、私もやっぱり食べないと動けないんですよね。私、普段は本当に穏やかにいようと心がけているんですけど、たまに落ち込んだりすることもある。それってお腹が空いている時なんです(笑)。逆に言うと、自分の心を満たしてくれる食と、心を癒してくれる人に触れていたら、私は何があっても大丈夫な気がします。さくらさんのように私もごく普通の家庭で育ちました。平凡な家庭で育ったという気持ちは、常に持っているようにしています。芸能界という一見華やかな世界で過ごした後は、いつも家族や友達が気持ちを元に戻してくれる。何より私自身が、その気持ちに戻りたいといつも思っているんです。もちろん急いでいる時は送り迎えやタクシーを利用させてもらうこともあるけど、できるなら普通の感覚でいたいから、自分を鎮火させるために、時々は電車やバスに乗って帰るようにしています。そうじゃないと、どうやって人様を演じられるのって思っているところがあるんです」
小さい頃から親に厳しく「普通でいなさい」としつけられてきたという真矢さん。当時はそれが嫌だったけれど、今はこうしてたくさんの人たちの共感を呼んでいる。
「今年のクリスマスにディナーショーをやることになりました。今年は会場がホテルなので、大人のためのユーモアのある時間にしたいと思っています。ユーモアもありながら、ドラマチックなもの。大人の醍醐味みたいなエンターテインメントを作りたいです。歳を重ねていろんなものを見てきたことって財産ですよね。酸いも甘いも噛み分けてきた大人の人たちに、『その酸いの部分ってちょっと笑っちゃいません?』って一緒に笑い合いたい。まだ払拭できないことがあっても、みんなで感覚を共有できるだけで楽しいと思うんです。たくさん笑って、また明日が来ることを楽しみにしてほしい。これは私が舞台で培った、お客様への思いでもありますね」どんな話題にも目をキラキラさせて答える真矢さん。「もちろんしんどい時もありますよ」と、これまた包み隠さずあれやこれやと話してくれる。時には曇ることもあるけれど、みんなに求められる太陽のような人だ。そんな真矢さん自身の原動力は何なのだろう。
「私の原動力は、探究心、好奇心、自分の中の少年性かな。うーん、字にするとカッコつけて見えちゃいそう(笑)。でも本当に私の中に少年がいるんです。生まれて半世紀経ったけれど、まだ見ていないことがいっぱいあるような気がしていて、時間が足りないんです。時間がない、どうしよう、次はどこを見てみたい?って、いつも自分に問いただしてる。それに加えて、人が導いてくれた偶然性も大事にしていますね。私、逆らわないことにしているんですよ。やってきた波には乗ってみる。親が転勤族だったからかもしれないけど、郷に入れば郷に従ってきた。好きな言葉は、『流れる水は濁らない』。仕事の仕方も流動的でありたいと思うし、毎日同じ仕事をするよりは、違う仕事をしたほうがいい。水みたいに生きたいんです。大人になるととかく型にはめたくなって、『いえ私は大丈夫です』なんて言いがちなんだけど、そうじゃなくて、逆に自分の中についた余計なものを削ぎ落としていきたい。大人になっても、『こんなくだらないサビがまたついちゃった』なんて笑いながら、自分の力で落としていきたいな。人生の後半は、そんな気持ちで生きるのはどうだろうって、今思っていますね」
蝦夷鮑のお粥3,200円
供されたのは蝦夷鮑のお粥。オーナーシェフ脇屋友詞の出身地である北海道産の天然鮑を贅沢に使用した逸品。上湯スープで柔らかく炊いたお粥に、煮込んだ鮑を汁ごと加え、シンプルながら深みのある味わい。「この部屋で鮑のお粥を食べるのが自分へのご褒美」と語る真矢さん。「優しい味で、身体に優しくて、疲れた胃にもいいですよね。飲み会続きの方にもオススメですよ」
2017年10月6日(金)~ 8日(日)、東京産の農林水産物やこれを用いた料理、時代を超えて受け継がれてきた伝統文化などを国内外へ発信するイベント「東京味わいフェスタ 2017(Taste of Tokyo)」が開催されます。
丸の内の会場では、丸の内シェフズクラブによる東京産食材を使った料理をキッチンカーで提供する他、伝統の東京と現代の東京が体験できるマルシェや展示ブースなど東京の様々な魅力をお楽しみいただけます。是非ご来場ください。
開催日時:
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丸の内エリア(丸の内仲通りt・丸の内行幸通り・丸ビル)
10月6日(金) 11:00~21:00 10月7日(土)・8日(日) 11:00~17:00有楽町エリア( 東京国際フォーラム 地上広場) 10月6日(金) 11:00~21:00 10月7日(土)・8日(日) 11:00~19:00日比谷エリア(日比谷公園 草地広場 ) 10月7日(土)・8日(日) 11:00~17:00※雨天決行(荒天時は中止の場合があります)※このイベントは終了いたしました。 |
お問合せ:
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丸の内コールセンター TEL 03-5218-5100(11:00〜21:00)
※日曜・祝日は20:00まで |
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細麺(卵麺)を使った「汁なし担々麺」。自家製担々ソースに唐辛子と山椒を加えた麻辣醤を絡めて召し上がれ。
【東京食材】ネギ、小松菜
小笠原の塩、東京産黒ムツの佃煮、本マグロの角煮がおにぎりの種。海苔の風味が楽しめるよう、あえて海苔を巻かずにお出しします。
【東京食材】金目鯛、オナガ鯛、長ネギ、小笠原島塩、黒ムツ
TOKYO X のガパオはTOKYO X の挽肉に唐辛子の辛味とタイバジルの風味を加えたごはんが進む一品。本場バンコクのトムヤムラーメンは東京の香味野菜と絶妙にマッチします。
【東京食材】TOKYO X(挽肉)、ワケギ、タマネギ
塊バラ肉は、トマト煮込みでしっとり柔らかく、瑞々しい野菜は軽くローストして後で合わせます。サフランライスと一緒にどうぞ。※1日限定300食
【東京食材】TOKYO X、雑司が⾕茄子、しんとり菜
数あるメニューの中から最も人気のある”辣子鶏”をどなたにもお召し上がりやすくアレンジしました。
【東京食材】 かぼちゃ、さつまいも
美しい明日をつくる腸活のススメ!”腸内活性”をテーマに、日本の発酵食材を用いて料理家・大黒谷寿恵さんが考案した滋味深い料理の数々を期間限定でご提供します。
■日時 :2017年9月11日(月)〜27日(水)
※このイベントは終了いたしました。
【ドリンク】11:00~22:00 (L.O.)
【デザート】14:00~22:00 (L.O.)
【朝ごはん】07:00~11:00 (平日のみ)
【お昼ごはん】11:00~16:00 (平日)/10:00~17:00 (土日祝)
■会場 :丸ビル1階 Marunouchi Café×WIRED CAFE
個人・社会・環境の視点から働き女子の健康を支援するまるのうち保健室。働き女子の毎日になくてはならない存在であるコンビニエンスストアとも連携します!暮らしの中で無理なくできることから、パフォーマンスのよいからだを目指しましょう!
●9月5日(火)〜25日(月)の期間中は、おすすめ商品をセットで割引!(人気のグリーンスムージーとのおにぎり・サンドイッチの組み合わせで30円引きなど)
※このキャンペーンは終了いたしました。
●11月にはまるのうち保健室オリジナル商品を販売予定!
食やからだにまつわるステージイベント(スペシャルセッション&セミナー、クルソグが提供するからだを動かす楽しいミニセミナーや、日常に活かせる情報をミニステージ)や、パートナー企業による体験ブース、クイックまるのうち保健室(体組成チェック/ヘモグロビンチェック/ストレスチェック/質問コーナー)など、思考とからだをバランスよく健やかに保つためのコンテンツが盛りだくさんです。日々に活かすことができるヒントを見つけに、ぜひお立ち寄りください。
■日時 :2017年9月15日(金)〜16日(土)11:00〜19:00
※このイベントは終了いたしました。
■会場 :丸ビル1階マルキューブ(千代田区丸の内2-4-1)入場無料
■お問合せ:クルソグ実行委員会事務局(平日10:00~18:00・土日祝休)
info@qoolsog.com
丸の内で始まった女性のための「保健室」。のべ1800名の働く女性の実態調査からは、女性のヘルスリテラシーの低さや栄養・運動・睡眠の三大不足がわかりました。今期、忙しく働く女性が、楽しく”健康習慣”を続けるための、さらなる具体的なヒントを探るべく、経過測定に一緒にトライしてくださる方を募集します!1ヶ月間の過ごし方を記録することで、日頃気づかないことや身体に必要なことが見えてきます。今回は睡眠やメンタル面での状態がどんな風に健康に影響を及ぼすか、という新しい調査も取り入れます。ぜひ、多くのヒントを得て、長く健康に、美しく過ごせるからだづくりをはじめませんか?
募集期間: | 2017年8月21日(月)~9月7日(木) ※募集は締め切りました。たくさんのご応募、ありがとうございました。 |
募集人数: | 計200名(女性限定) *応募者多数の場合は抽選になります。 |
対象者: | ・新習慣メソッドづくりに参加・協力してくださる女性。 ・健康習慣を継続できるようになりたいという意欲を持った女性。 *測定データ結果を検証し、汎用的な新習慣メソッドを策定するため、妊娠中・授乳中の方はご参加をご遠慮いただいております。 *一部の方に、後日グループインタビューをお願いする場合がございます。(11月中旬を予定) |
参加費用: | [事前・事後測定会通しで]1,000 円(税込) *事前測定当日に会場にて現金でお支払いをお願いいたします。 |
お問合せ: | クルソグ実行委員会事務局(平日10:00~18:00・土日祝休) info@qoolsog.com |
開催日時: | 2017年9月26日(火)or 27日(水) *両日ともに①10:00~12:00 or ②13:30~15:30 (所要時間1.5時間程度) ※事前測定会は終了いたしました。 |
開催場所: | コンファレンススクエアM+(東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル 1F) |
開催日時: | 2017年10月27日(金)or 28日(土) *両日ともに①10:00~11:00 or ②13:00~14:00 (所要時間1.0時間程度) ※事後測定会は終了いたしました。 |
開催場所: | 3×3Lab Future(東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・JXビル1F) |
丸の内エリアで働く約28万人の方々、そして東京駅前に集う国内外の来街者の方々のために、三菱地所と食・楽・健康協会による「ロカボ丸の内プロジェクト」が始まりました。
丸ビル、新丸ビルをはじめ、丸の内エリアの飲食店でロカボメニューをいただくことができます。様々なお店がプロジェクトに参加しているので、ランチやディナー、取引先とのミーティング、宴席など、TPOに合わせて利用いただけます。
開催期間: | 2017年6月27日(火) ~ 11月30日(木) ※このイベントは終了いたしました。 |
開催場所: | 丸の内エリア各店舗 ※掲載されているメニュー等の価格は全て税込です。その他詳細は店舗へお問い合わせください。 ※掲載内容は、予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。 ※写真はイメージです。 |
昨年大変ご好評をいただきましたロカボマルシェ。今年はパワーアップして、東京駅・丸の内にて開催致します!
いま話題の”緩やかな糖質制限”「ロカボ」を体感できる3日間!ロカボ商品の来場者プレゼントや無料血糖値測定など、ロカボを身近に体験できる楽しい企画をたくさんご用意しています!みなさまのご来場をお待ちしております。
開催期間: | 2017年6月27日(火)12:30~19:00 2017年6月28日(水)11:30~19:00 2017年6月29日(木)11:30~19:00 ※このイベントは終了いたしました。 |
開催場所: | 丸ビル1F:マルキューブ ※催事内容は余儀なく変更になる場合がございます。ご了承ください。 |
主催: | 一般社団法人 食・楽・健康協会、三菱地所株式会社 |
去る3月9日に”2016年度のまるのうち保健室実施報告会”が行われました。どんな発見があったのでしょうか。その様子をお届け致します。
今年度のまるのうち保健室は、行動変容を追跡すべく、事前測定と事後の2度測定を行い、タッチポイントを増やして健康意識を継続できるよう部活動や特別セミナーを開催。参加者の皆さんたち(レポートに協力いただいた限定された参加者の皆さん)には1ヶ月分の朝食や補食のトライアルキットが配布され、具体的なオリジナルメソッドも伝授。1ヶ月間向き合ったトライアルチャレンジ、そして実践に移すためのレクチャー、果たしてその生活には変容があったのでしょうか!?そしてそこから見えてきた、働き女子が抱える新たな課題とは…?
報告をしてくれたのは、食育丸の内/丸の内シェフズクラブ事務局のプロデューサーであり、まるのうち保健室の仕掛け人、井上友美さん。「今回は、事前・事後に分けた測定会を実施することで、取り組んできた食生活改善や運動の効果を数値化しました。具体的なアドバイスと共に、気づきから習慣へと促すフィードバックセミナーも実施しました。また、具体的に取り組める6つのメソッドや運動アドバイス、婦人科プチセミナーだけでなく、協賛各企業と共に部活動やセミナーなど、問題を具体的に解決していけるコンテンツを用意しました。一方的に情報提供するのではなく、共に日々のスケジュールを立て、食事や運動をプランニングしていくことこそが、今回の行動変容の実積UPに繋がったと思います」と井上さん。
続いて、まるのうち保健室を立ち上げから牽引する予防医療コンサルタントの細川モモさんが具体的な報告に移ります。「事前測定から事後測定、変化した生活習慣はありますかとの質問に、「変化した」と答えた人は全体の約9割(集計対象者は86名)に上りました。測定結果を手にした参加者たちは、想定外の自分の数値に向き合い、行動に移しました。栄養を考えた献立(たんぱく質や果物など)を取り入れた、間食の内容を変えた(ナッツなど)、運動するようになった(スクワット・階段利用)など様々です。とりわけ、朝食トライアルキットを配布したことで、朝食摂取率がアップしました。」このことにより「痩せ型」(※1)女性の減少に繋がる結果になったと言います。毎朝朝食を摂ることの大切さを、今一度見直す必要があるようです。
(※1)ここで言う「痩せ型」とは、一般社団法人ラブテリの基準である「7タイプ別体型」における省エネ型、寝たきり予備群型、オーバーアクティブ型を指しています。
「体内時計のリセットに欠かせない主菜を食べている人は全体の12%と低かったのですが、朝食提案により、パンとサラダのようなシンプルな朝食から、ただ食べるだけではなく、卵やベーコンなど、栄養とエネルギーに代わるものを摂取する傾向へと変化していきました。何よりも、正しい情報と環境整備がいかに行動変容に繋がるのかが明らかになったということだと思います。誰でも気が進まない、面倒だ、などやらない理由ならいくらでも挙げられるものです。しかし、周りがほんの少し手を差し伸べたり、背中を押すことで、こんなにも変化できるのです。」と、モモさんは語ります。
「疾病予防の観点から、若年女性を対象に初めてロコモ度テストを実施しました。今回20〜30代の参加者の約3割もの人が将来の寝たきり予備群であるロコモ度1〜2に該当していました。これは本当に憂うべきことです。これまでこの若い世代がこのような事態に陥っていることは予測されていませんでしたから、測定を実施したことすら、ほぼありませんでした。「痩せ型」(※1)で栄養、運動、睡眠不足の人は要注意です。これが進むと筋肉や骨などの衰えに繋がり、移動機能を低下させることが危惧されています。目標にした 〝1日30回のスクワット〟ですら実施率は低く、働き女子がこまめに運動することの難易度の高さが浮き彫りになりました。」
続いてモモさんは、今回の大きな3つのテーマ「栄養」「運動」「睡眠」のなかでも、見落としがちだという「睡眠」について報告します。「毎日のお通じや食事から、糖質や脂質の吸収を抑えてくれる健康維持には欠かせない食物繊維が、昨年に引き続き高い不足率になっています。食物繊維の供給源である野菜、果物、穀類、海草類、根菜類の摂取が不足していることが原因と見られます。ハッピーホルモンと言われるセロトニンの95%を生産する腸内細菌を整える栄養素が食物繊維なのです。腸内環境が整うと、質の高い睡眠を得られる可能性がアップし、翌朝の目覚めや疲れの取りやすさが変わってくるのです。1日の生産性を考えても、欠かせない大切な栄養素です。」
今年度はこれまでの、まるのうち保健室から導き出されたメソッドを、解りやすい6つの習慣に置き換え指導を行ってきました。
【1】朝ごはんを食べる。
【2】栄養のあるおやつを食べる。
【3】カフェインを減らす。
【4】1日30回スクワット。
【5】朝ごはんにたんぱく質を摂る。
【6】光を意識した生活。
これらの具体的な目標は事務局とモモさんが相談して打ち出した「毎日できるさりげない、やってほしいこと」でした。これに対して、全て実現するのは難しかったものの、なかでも「朝ごはん摂取」、「朝ごはんにたんぱく質を摂る」、飲み物を変えるといった取り組みには変化が見られました。モモさんは大切にしたいポイントを3つ挙げます。「1つ目は『何をどう食べるのかがカギ』ということです。忙しいとどうしても炭水化物中心の食事を急いで食べてしまいがちですが、なるべく魚や肉が摂れる定食にしたり、おにぎりと合わせてサラダやチーズ、ゆで卵を食べるなど、野菜とたんぱく質を積極的に摂りましょう。また腹筋や背筋をつけて猫背を解消すると胃の働きを助け、腰痛や肩こりの改善にもつながります。」
「2つ目は『○○しながら運動』。運動器の状態を調べる「ロコモ度」テストによると、働き女子の3割が寝たきり予備軍でした。とはいえ、忙しく働く中で運動の時間をつくるのは難しいもの。例えば駅やオフィスでの移動は階段にするなど、普段の行動の中でこまめに身体を動かすことを考える必要があります。3つ目は見落としがちな、『睡眠は長さよりも質』という点です。1日の疲れはその日の睡眠で解消するのが理想です。寝る直前までスマートフォンなどの画面を見ていると、脳が刺激を受けるため寝付きが悪くなります。ゆっくり湯船につかるなどして心と身体をリラックスさせて、深く眠れるようにしましょう。」
総括の最後にモモさんはこんな観点で力を抜き、健康に取り組めばいいとアドバイスしてくれました。「忙しく働く女性たちにとって、「健康に留意しなければいけない」と頑張ることが、逆にストレスになる場合もあります。時間や気持ちに余裕がないときは、例えば朝食は会社の近くのカフェでモーニングセットを利用するなど、上手に「手抜き」をすることも大切です。丸の内にはそうした「健康に気をつけたいけど…」という人たちをサポートするレストランやショップがいろいろあるので、企業や社会のサポートをぜひ活用してください。」
賢く考え、時間をセーブしつつ、効率良く健康で居続けながら働いていきたいものです。
「gramme Marché」は、お客様との会話を大切に、欲しい食材を無駄なく必要な分だけg(グラム)単位で量って購入できる”量り売り”をテーマに、安心・安全な国産食材を直接販売するマルシェイベントです。
今回は、北は青森、南は沖縄と、日本全国から集まった12店舗がそれぞれの地域の”春”をお届けします。南国の太陽と大地の恵みをうけたオーガニック島野菜、北国の雪の中で熟成された根菜、春の甘いものをテーマに焼き菓子と和菓子がコラボレーションしたスイーツなどを販売。また今回は「DEAN & DELUCA」も初出店し、生のフルーツや野菜をその場でブレンドしたこの日だけの特別なフレッシュジュースをご提供。生のフルーツならではのさわやかな香りと味わいをお楽しみいただけます。さらにフラワーアレンジメントをマルシェ各所に飾り、春のヨーロッパの街角にいるかのような心躍る雰囲気を演出します。
各店舗の店主と会話や買い物を楽しみながら、食材や産地に対する理解を深めてみて下さい。
Date: | 2017年3月28日(火)~ 30日(木) 11:00~19:00 ※このイベントは終了いたしました。 |
Place: | 丸ビル1F マルキューブ(東京都千代田区丸の内2-4-1) |
商品:オーガニック野菜など
商品:野菜、加工品など
商品:丹波山村特産品など
商品:柑橘など
商品:ゆずこしょうなど
商品:お茶など
商品:和菓子×焼き菓子など
商品:シフォンケーキなど
商品:いちご、枝豆など
商品:トマトなど
商品:野菜、加工品など
「みんなでがんばるロコモチャレンジ!部」(全2回)に潜入しました。整形外科医である石橋英明先生(写真右)と理学療法士の藤田博暁先生(写真左)がロコモティブシンドローム(運動器の障害により移動機能の低下をきたした状態になること)、略して「ロコモ」について、ロコモな日本人の現状などをわかりやすく説明してくださったあと、高齢者だけでなくすべての人にとって、ロコモ対策が重要なことを認識します。
「さあ、自分のロコモ度をチェックをしてみましょう!」と、部員のみなさんの運動器の測定を開始。高さ10~40cmのイスから片足で立ち上がったり、大股でふらつかずに歩けるかを測定するなど、なかなかの重労働。そして、先生の歌に合わせて脱ロコモ体操の練習をします。動きはゆっくりで、全身の筋肉を使うので、翌日に軽い筋肉痛になった人もいました。最後にこれから3ヶ月間チャレンジしてもらうトレーニングの練習をします。
経過はSNSで随時共有しながら皆で挑戦できる点が心強いですね。生活の中で心がけてほしい運動習慣の取り入れ方、食生活の注意ポイントを確認して、第1回の部活動が終了しました。(主催:ロコモ チャレンジ!推進協議会 開催日2016/12/20・2017/3/22)
「温活セミナー」で新潟大学名誉教授の安保徹先生の、免疫医療の観点から冷えとストレス、免疫力の関係性や、身体の構造からわかる、冷やしてはいけない臓器など、冷えを糸口に多岐にわたる心身の健康に関する講義を受けます。
その後株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレット・代表取締役の小星重治さんが、自らドイツで実感した炭酸泉入浴の効果を、毎日の入浴で取りいれられるようにと、「薬用ホットタブ重炭酸湯」の開発秘話や、その効能について説明があります。愛用者の「朝の目覚めがよくなった」「湯冷めしにくくなった」といった健康効果の他に「お肌がすべすべ」といった美容効果の実感報告も!
部員のみなさんにはお土産として「薬用ホットタブ重炭酸湯」10個入りがプレゼントされました。「お風呂に入って全身の血流をよくすること。血液が巡っている身体こそ、病気になりにくく、パフォーマンスのよい身体と言えるのです。「自然から遠ざかると人は病気になる」と医学の父であるヒポクラテスは言いました。日常の過ごし方そのものとちゃんと向き合うことから始めましょう」まさに、仰る通り。みな、深く頷いていました。(主催:株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレット 開催日:2016/11/22)
忙しく働く女性は、食生活のバランスが乱れがち。そこで「働き女子の健康生活部」では2日間、3度の食事を部員全員がそれぞれ撮影して、徹底的に見える化する方法を考えました。しっかりと、自分の食生活に足りないものを認識した上で、女性に特に必要な栄養素や、女性ホルモンの年齢変化について、身体を動かしながら全3回で学んでいきます。多岐に渡る講師陣とトライする座学やエクササイズ、意識改革のスタートです!(主催:大塚製薬株式会社 開催日:2017/1/26・2/9・2/23・3/9)
アーモンドはビタミンEや食物繊維、オレイン酸など、女性にとって嬉しい栄養素が豊富。1930年にいち早くその栄養価に着目して研究を重ね、アーモンドを食する文化を牽引してきたグリコが提案する「アーモンドとのおいしい付き合い方」を全3回で学ぶ部活動です。身体づくりに活かせる情報やフードコーディネーターによるレシピ紹介と試食など、アーモンドがより身近に感じられる内容となります。(主催:江崎グリコ株式会社 開催日:2017/1/31・2/13・2/28・3/14)
サラダ感覚で楽しめるアジアンチキンライス。チキンはもちろん人参、きゅうり、ネギ、青ネギなどの江戸東京野菜を使い2種のソースをかけたどんぶり。ジューシーにふっくらと茹で上げた鶏肉と、ご飯の相性は抜群です。
鶏肉をジューシーにふっくら茹で上げ、鶏肉のゆで汁でごはんを炊くと本格的なチキンライスになりますよ。
●用意する食材(1人前分)
米…100g、骨付き鶏もも肉…120g
[野菜]
ニンジン…1/10本、キュウリ…1/8本、長ネギ…1/10本、小松菜…1/10束、パプリカ赤…1/10個、パプリカ黄…1/10個
[ソース1]
しょうが…50g、万能ネギ…20g、サラダ油…60g、塩…少々
[ソース2]
赤唐辛子…20g、しょうが…10g、ニンニク…10g、塩・砂糖…少々、ごま油…6g、レモン汁…6g、酢…18g、香菜…少々、ブイヨン…適量、塩…少々
●作り方
芯取菜とは、伝統的な江戸東京野菜の一種で、白菜の変種。お吸い物にするときに芯をとって使っていたことから、こういう名前になったそうです。芯取菜だけでなく、白菜も長芋も長葱も東京でとれた野菜を使用しています。
白菜とネギをとろとろになるまで煮るのと、すりおろした長芋と叩いてつぶした長芋を混ぜるのがポイント。
●用意する食材(1人前分)
米…100g、豚ばら肉(スライス)…80g、芯取菜…1/4 束、長芋…10 0 g 、白菜…50g、長ネギ…1/3本、塩…少々、ごま油…少々、砂糖…少々、チキンブイヨン…少々、白ゴマ…少々、味の素…少々
●調理方法