ウィルコンシャスマルノウチ

SEARCH

毎日を賢く楽しむ、働く女性にとって大切なのは、自分のカラダの状態を正しく知るコト。

働く女性たちに不足しているコト……。
睡眠不足、運動不足、栄養不足、そしてエネルギー不足。
活き活きした暮らしのために、働いているのに、忙しさの中で、いつしか自分のカラダは二の次に……。

しかも、これらの不足は、女性のカラダを蝕み、「11のお悩み」を生み出しています。
肩こり、冷え性、肌荒れ、頭痛、むくみ、疲れがとれない、精神的なアップダウン、便秘、風邪をひきやすい……。

“仕方ない”と諦める前に、すこやかな暮らしのために出来るコト。
女性の「11のお悩み」の解決策を、『ターザン』は「まるのうち保健室」とともに提案します。

「まるのうち保健室」は、働く女性のために、2014年に東京・丸の内に開設されたプログラムです。
働く女性への健康測定を通じて、身体の状態を知る機会を提供してきました。
医療機関・予防医療のプロフェッショナルチームと連携、「まるのうち保健室」に集積された約1000名の働く女性のカラダの実像が、このムックを作るキッカケになりました。

自分のカラダを知り、少しでも良いコンディションへ。
すべての働く女性のために、このムックをお届けします。

リンク

働き過ぎが招く3つの不足

働き女子の就業時間が長引くと、「必要カロリー摂取量」「必要栄養素」「睡眠時間」が不足する!ということが明らかに。逆に、アルコールと油物の摂取量が増加するため、食生活が著しく悪化しています。

働き過ぎ女子は、摂取カロリーが終戦直後を
下回り、栄養失調状態。

article_health_data_03_1

模範就業時間である週41〜60時間群が最多エネルギー摂取量1,514kcalであり、日中の活動量と夕食を含む摂取エネルギーバランスが良いと推測されます。就業時間が週100 時間以上群になると、「夕食をとっていない」「あるいは体型を気にして深夜の食事量を控え目にしている」「遅い時間に食べた影響で朝食が食べられない」といった声が多く寄せられ、必要摂取エネルギー量 2000kcalから、609kcalも不足しています。1,360kcal/日ということは、子どもの身長が6cm縮んだ戦時中とほぼ同じ摂取量であり(1,300〜1,400kcal/日)、75歳高齢者以下と同じという深刻な状態です。また、エネルギー摂取量低下に比例して、鉄•カルシウム•亜鉛•食物繊維などの栄養素が大幅に不足しています。

article_health_data_03_2

働き過ぎ女子は、眠らない。

日本全国の平均睡眠時間は7時間50分(OECD,Society at a glance 2009)。 20〜30代女性の全国平均睡眠時間も7時間を超えています(2010年NHK国民生活時間調査)。しかし、就業時間61時間以上群の約7割が、就寝時間6時間以下に。睡眠時間と仕事のパフォーマンスには密接な関係にあり、6時間を下回ると、モチベーションや作業効率に悪影響が生じます。また、睡眠のホルモン“メラトニン”や眠りの質を高めるアミノ酸はタンパク質に含まれるため、タンパク質不足は良質な睡眠のためにも避けたいものです。

“食べているのに足りていない”
エンプティーカロリー問題

必要エネルギーが大幅に不足している働き女子ですが、摂っているエネルギーの約15%が、お酒•スイーツ類•菓子パンなどのエンプティーカロリーであり、エネルギーはチャージ出来ても栄養は期待できません。糖質過多のビタミン不足は糖質を脂肪に変えやすくなります。栄養バランスの乏しいおやつではなく、機能性栄養食品のように不足させやすい栄養素を含むおやつをとることで、おいしく食べて栄養チャージをできるようになることが大切です。おやつにおすすめなのは、こちら。
・食物繊維強化ヨーグルト
・カルシウム+ジュース
・ビタミンD+ジュース
・鉄分+ビスケット
・必須脂肪酸+チョコレート
など、美味しく食べて栄養をチャージしましょう!

おやつ探しにおすすめのお店はコチラ。
⇒15時と19時の補食のススメ!

「まるのうち保健室」はおみやげも充実食を通じた行動変容を提案!

お出汁に補食、漢方。食を通じた行動変容の大切さを実感できるお土産セット。ワンコインで参加できる「まるのうち保健室」では、参加者の方々にパートナー企業から提供いただいた様々な商品やパンフレットなどをお土産としてお渡ししています。こうした豪華なお土産ラインナップも「まるのうち保健室」の魅力のひとつ。

自身の身体を内側から見つめ、カウンセラーと食習慣に関する相談を行った参加者に、その後の実生活で具体的な行動変容を体験していただけるよう提案しています。

例えば、働き世代の女性の多くが、就業中の夕方頃、つい食べたくなるチョコレートや飴といった甘い「おやつ」。おやつは本来、「補食」といって、一日の食事で足りない栄養素を補うために食べるもの、という位置づけ。もちろん、リラックスのために好きなものを食べるのは良いことですが、偏った糖質の摂りすぎには注意したいのが女性達の本音ですね。

「チアシード」大豆バー「SOYJOY(ソイジョイ)」

話題のスーパーフードの一つとして昨今ではすっかり定着した「チアシード」が、3,000 粒も入ったプチプチ食感のおいしいビスケット「しぜん食感 CHiA」や、まるごと大豆の栄養が摂れる大豆バー「SOYJOY(ソイジョイ)」をプレゼント。大豆をふんだんに摂取できるだけでも嬉しいですが、「プラス葉酸」「プラスCa」(カルシウム)「プラスFe」(鉄分)と特に女性が不足しがちな栄養素を補うように作られた商品ラインナップを揃えています。

おやつで栄養チャージ

働き世代の女性が最も「おやつ」を買う場所は、ローソンを始めとしたコンビニエンスストア。最近は健康コンシャスな女性にも嬉しいドライフルーツや、スーパーフードが含まれたお菓子、機能性食品として売り出しているヨーグルトなど、本当に様々な商品が並んでいますが、どれをどう選んでいいのか、目移りしてしまいますよね。カウンセリングの際には、そんなおやつの選び方も管理栄養士からアドバイスされます。

いつもはスナック菓子を食べていたけれど、少しずつ栄養チャージも意識したおやつを選んでみようかな?という方に、参考にしていただいています。

「ひとくち羅臼昆布」「あらびき羅臼昆布」「本枯鰹節 飲むおだし」

もちろん、おやつだけではありません。毎日の食卓としてバランス良く栄養素を摂るため「まるのうち保健室」でもおすすめしているのは「和食」。ビタミンD を多く含む魚類や、肉類も野菜と一緒に摂りやすく、一汁三菜を基本にバランス良く栄養素を取り揃えやすい和食には、美人になる健康習慣の大切なヒントが多く隠されています。

そんな和食の基本は「出汁」。キノコや魚介類など、様々な食材から「出汁」をとることができますが、基本の和食の出汁は「昆布」と「鰹節」。「まるのうち保健室」では、にんべんの「本枯鰹節 飲むおだし」と羅臼漁協の「ひとくち羅臼昆布」「あらびき羅臼昆布」をサンプリング。にんべんの「本枯鰹節 飲むおだし」はお茶のようにティーバッグにお湯を注いで飲める本格おだしです。待合スペースで待っている参加者に配布すると、こうした商品を初めて知って驚かれる方も。同じように、羅臼漁協の「あらびき羅臼昆布」もお湯を注ぐだけで、濃厚な昆布出汁を楽しむことができます。昆布にも様々な種類があり、中でも羅臼昆布は熱湯で短い時間煮立てるだけで上質な昆布出汁がひけると言われている優れものです。

それから、昨年に引き続き福井県の「コシヒカリ」もお土産でプレゼント。炭水化物のお米は、ダイエットを意識するあまり摂取することを避ける方は少なくありませんが、バランス良く種類豊富なおかずを楽しむのには欠かせない存在。過剰摂取せず、適量を摂るように心がけたいですね。

身体に良いことが分かっていてもなかなか和食はハードルが高く、毎日の食卓に並べるのはおっくう…という声も聞こえてきそうですが、こうした手軽で本格的な出汁が楽しめる商品にトライすることで、気軽に和食を取り入れるきっかけになると良いですね。

会場の様子

また、健やかな健康には、食習慣だけでなく「眠り習慣」も密接な関わりを持っています。オムロンでは、「omron 美人」をテーマに、自社で開発している、ねむりの状態を記録する「ねむり体内時計」などをご紹介。

「冷え」は「まるのうち保健室1,000 名白書」でも女性のお悩みランキングのトップ3に入っていましたが、この「冷え」による血液循環で「むくみ」「肌荒れ」「首や肩の凝り」にも繋がる可能性は大。そうならないためにも、適度なエクササイズや食事で必要栄養素を補い、心地よい眠りで身体を修復することが大切です。「冷え」による低体温が続くと、ホルモンバランスの乱れにもつながり、排卵がなくなり、卵巣機能がパワーダウンし、妊娠を望む女性にも影響することがあります。

意外にも見逃してしまいがちな「眠り」と健康の関係ですが、すっきりした目覚めを迎えた日は、1日気持ちよく過ごせるもの。毎日のように安らかな眠りを守れるように、睡眠前の温活や「ねむり体内時計」の利用など、できることから試してみたいですね。

いかがでしたでしょうか?スーパーやコンビニでも、機能性食品やスーパーフードが多く並ぶ今日この頃。何から選んでいいのか迷ってしまうところですが、ポイントは無理せずできることから始めることと、バランスの良さを意識すること。食事だけでなく、眠りや運動もすべてが未来につながっています。自身の内なる声に素直に耳を傾けて、健やかな身体を維持していきましょう!

出展者紹介


美味しい江別

http://www.oicebt.com/
インスタントラーメン・とうふ・ヨーグルト・クリームチーズ・みそ・味噌汁・ゼリー・小麦粉・黒にんにく・レアチーズケーキなど


いいもんマルシェ

http://monmaru.jp/
柿・かぼちゃ・みかん・レモン・しょうが・はちみつ・塩・りんご・柑橘ピールなど


Ohnyo FARM & 小見川アグリネット

http://omigawa-agri.com/
さといも・しょうが・キュウリ・チンゲン菜・たまご・米・干し芋・甘酒など


GREEN TEA HOUSE 茶の葉

http://www.chanoha.info/
冷茶ティーバック・煎茶各種・和菓子など


青空市場

http://aozora-ichiba.co.jp/
りんご・みかん・梨・洋梨・ピオーネ・プルーン・レモン・甘酒・ジンジャーシロップなど


ムカイ林檎店

http://www.mukaiapple.com/
りんご・リンゴジュース・リンゴ酢など


はちみつ専門店 ラベイユ

http://shop.labeille.jp/
はちみつ「丸の内のはちみつ」・はちみつ「宮古島の花々」・はちみつ「アカシア」など


食のみやこ 鳥取

http://www.pref.tottori.lg.jp/syokunomiyako/
フルーツジュース・エリンギ・らっきょう・ポン酢・米・ごぼう・ピーマン・トマト・柿・梨・菓子・小麦粉など


フードラボ(FOOD LAB)

https://www.facebook.com/foodlab.tokyo
カラフルミニトマト・トマトなど


トライベッカ・ベーカリー

http://www.tribecabakery.com/
ベーグル・大豆パン・マフィン・メロンパンなど


スターバックス

http://www.starbucks.co.jp/
コーヒー・お菓子・コーヒー備品など


青空市場×丸の内マルシェ「Gramme Maruche(グラムマルシェ)」会場:丸ビル1F マルキューブ実施日:2015年10月1日(木)、2日(金)主催:丸の内グラムマルシェ実行委員会(株式会社寺岡精工、有限会社青空市場、三菱地所株式会社、三菱地所プロパティマネジメント株式会社)後援:農林水産省、千代田区、フード・アクション・ニッポン推進本部

量り売りスタイルのマルシェにぴったりの食材も並びました

「試してみたいけどそんなに多くいらない」「いろんな種類を少しずつ欲しい」なんていう希望に応えてくれるのが量り売りスタイルの「gramme Maruche(グラムマルシェ)」のいいところ! お茶の名産地・静岡県の茶葉に、宮古島の花々のはちみつなど、量り売りにぴったりの食材も並んでいました。

実りの秋を実感できる、色とりどりの果物や野菜たち

岩手県の真っ赤に染まった甘い林檎「つがる」や、和歌山県の甘みが詰まった柿、鳥取の名産であるみずみずしい梨など今まさに旬を迎えた果物たちが並び、マルシェはカラフルに染まっていました! 量り売りで1つからでも購入できるから、自分でフルーツバスケットを作って楽しまれているお客様もいらっしゃいました。また、秋の味覚きのこに、生で食べられるサラダゴボウ、北海道からはこれも珍しいサラダで食べられるかぼちゃなどの野菜たちも数多く並んでいました。秋のマルシェは見ているだけで食欲がわいてきます!

食材の宝庫である北海道の江別より旬の食材が届きました

小麦の聖地としても知られる食材の宝庫、北海道江別市。札幌に隣接しながら田園風景が広がり、小麦やブロッコリーなどの野菜が多く生産されています。マルシェには江別の名産の小麦粉「ハルユタカ」や日本有数の生産量を誇るブロッコリーをはじめ、白菜、とうもろこしといった北海道江別ならではの食材が並びました。ブロッコリーはサイズも大きく新鮮でなおかつお手頃ということで、すぐに売り切れていました。また、江別の食材を使用した麺や味噌などの加工品も多く並び、多くのお客さんで賑わっていました。

生産者が届けるから旬をダイレクトに感じれられます

生産者や産地を知る人が売り場に立つのがマルシェの魅力のひとつ! 新鮮で旬の食材が並び、産地の話も聞けるから、ダイレクトに旬を感じることができます。実りの秋の喜びを生産者と一緒に分かち合い、売り手も買い手も自然と笑顔が溢れる、そんなマルシェになっていました。

そんなに水分を摂っていないのに、むくみが気になります。
むくまないようにするには、どうしたらいいですか?

モモさんからの回答

水をたくさん飲むからむくむとは限りません!

水分をたくさんとった翌日、むくみを感じることがあるからか、むくみの原因を水分の摂り過ぎ、と考える方は少なくありません。しかし、単純に水の摂りすぎだけで、むくむことは少なく、今回のお悩みの場合は、他に原因があることが考えられます。その主な原因4つに触れていきましょう。

・外食やお菓子などによる“塩分の摂り過ぎ”
・余分な水分や塩分を排出するミネラルである“カリウムの不足”
・筋肉量と筋力不足によるポンプ機能の低下
・心臓や肝臓、腎臓などに障害がある可能性

塩分や糖質は水分を抱き込みやすい性質があるため、摂り過ぎるとむくみを招きます。麺類のつゆや、おつまみ、おやつなどは、思った以上に塩分量が高く、知らず知らずに塩分過多になってしまいます。ラーメンのつゆは残す、は鉄則です。

また、この塩分と水を体外に排出するのに必要なミネラル“カリウム”が不足していることもむくみの原因です。「まるのうち保健室報告書」によると、働く女子のカリウム不足は49%と深刻です。カリウムが不足しやすい背景に、おやつを多く食べる人はカリウムの摂取量が少ない傾向にありました。しょっぱいおやつですと塩分と糖質の両方を多く摂ることになり、カリウムは不足してしまいますので、むくみやすくなりがち。利尿作用のあるカリウムを含む、野菜やいも類、海藻、果物を積極的にとり入れるようにしましょう。オフィスで豆乳を飲むことも対策になります。

そして、最後は筋肉。血液は心臓のポンプによって身体の末端まで飛ばされますが、飛ばされた血液は重力に逆らって心臓へと戻っていきます。〝戻る力〟に欠かせないのが下半身の筋力と筋肉量です。筋肉は体温を生み出し、冷えを予防する力もあるため、筋肉量の不足は冷えとむくみの両方を招きます。筋肉を形づくる肉、魚、卵、大豆製品などのタンパク質を、毎食“片手ひと盛り”分を摂ることが大切です。また、オフィスでトイレにいく時には「2up3down」(2階上または3階下まで行く)など、少しでも動くことを心がけてください。身体のめぐりをよくして行けば、むくまない体質になっていくでしょう。

むくんでしまったり、塩分を摂り過ぎてしまったら、しっかりお風呂に浸かりましょう。40〜42℃前後で10〜20分、熱めのお湯でしっかり体を温めると、水分を汗として排出できるだけでなく、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質“ヒートショックプロテイン”も増え、健康増進効果も期待できます。

カリウムを摂ることができる料理紹介

むくみ対策レシピ

白菜とりんごのサラダ

【材料 (2人分)】
白菜 3枚
ひとつまみ
りんご 1/2個
レーズン 30g
クルミ 30g
〈A〉
亜麻仁油(またはオリーブ油) 大さじ2
大さじ1
きび砂糖 小さじ1
ひとつまみ
こしょう 少々

【作り方】

    • 1)白菜は繊維に沿って5cmの長さに細切りし、塩を振ってまぜる。りんごはくし形切りにし、塩水(分量外)にさっとくぐらせる。
    • 2)ボウルにAをまぜ合わせ、、白菜の水けをしぼって加え、りんご、レーズン、くるみを加えて和える。

今回のメニューも掲載されているレシピ本
「細川モモの美人食堂‐食べて、きれいになる」発売!

3ステップでできる栄養たっぷりレシピを中心に今すぐ実践できる115品掲載!冷え性やむくみページなどまるのうち保健室参加者のデータから紐解いた「働き女子1,000名白書」の内容も盛り込まれており、読み物としても充実した一冊となっています。是非参考にしてください。

発売日:2015年9月30日(水)
販売価格:1,296円(税込)
出版社:主婦の友社
★細川モモさん公式ブログ
http://ameblo.jp/momo-nutrism/entry-12066906401.html

モモさんへの質問、受付中

「食とからだ」に関する質問、大募集!
日常的な習慣や、季節ごとの悩み、妊娠に備えてしっておきたいこと、年齢を重ねる女性ならではの悩みなどなど、「食とからだ」に関する質問を募集しています。
予防医療コンサルタントの細川モモさんに、毎月1回、1つの質問にお答えいただきます。

※お送りいただいた質問の全てにお答えすることはできません。あらかじめご了承ください。

メールで質問を送る
  • 1
PAGETOP