マルシェの醍醐味は、なんと言っても生産者の方々と直接お話ができること。今回もたくさんのお客さまが生産者の方々と楽しそうにおしゃべりしている姿がありました。実際に味わってから買えるだけではなく、おいしい食べ方、長持ちする保存の仕方など、いろんなことを教えてくれるマルシェは、実はとてもオトクなお買い物かもしれませんね。
2010年 6月25日(金), 6月26日(土)
会場に入ると色鮮やかな野菜たちが目に飛び込んできます。トマト、ゴーヤー、アスパラガスなどなど、どれも採れたてで、みずみずしい。その中でも、特に鮮やかだったのがAWキッチンのトマトたち。今回は「AWキッチンのトマト祭り」と題して、いろんなトマトを提供していました。
「このトマトたちは、生産者さんの畑に行って選んできたトマトなんですよ」と新丸ビル店の料理長の桜木武士さん。
AWキッチンでは、月に1回「畑の日」を設けてオーナーの渡邉明シェフをはじめ、シェフ、ウェイターまでお店の人全員が生産者さんの畑に行って、草むしりなどの畑作業をお手伝いしているとか。「ただ単に生産者さんの話を聞くだけでなく、実際に自分たちも農作業を体験することで、食材の本当のおいしさを知るんです。すごく勉強になりますよ」。では、このトマトたちも?「はい、畑作業をお手伝いしたトマトです」。こんなストーリーを聞くと、買う側も愛着がわきますね。
そんな愛のこもったトマトたちに、もっと愛をそそぐべく、キッチンカーでお料理を振舞います。今回は、AWキッチンを代表する料理「ブルスケッタ」と「まるごとトマトのカレー」。ブルスケッタは渡邉シェフがイタリア時代に味わったジュースいっぱいのブルスケッタを、いかすみパンにトッピング。あふれんばかりの果肉とジュースは、舌の肥えた丸の内のビジネスマンも大満足。また、まるごとトマトのカレーは、今回のマルシェのために作った桜木シェフのオリジナルメニュー。普通、刻んで一緒に煮込むトマトを、じっくりローストしてそのままごろっとカレーの上にトッピングすると、とてもさっぱりとした味に大変身!見た目も味もサプライズなトマトカレーに並ぶ列は途絶えることがありませんでした。
住所:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 5F
TEL:03-5224-8071
今回のマルシェではめずらしい食材もたくさん並んでいました。中でも珍しかったのが京野菜をつかったジャム。野菜でジャムができるの?そう思いながら味見してみたら、びっくり!加茂トマト、堀川ごぼう、万願寺唐辛子、どれも素材の特徴を残しつつ、きちんとジャムになっているんです。「うちのは着色料や保存料などの添加物を一切使っていないから安心ですよ」と、この京野菜ジャムを企画したtsunagaru-tsunagaruの中川さん。野菜はすべて露地物を使用し、常に旬の京野菜ジャムを提供するというこだわりよう。ハウス栽培の野菜を一切使わないのもECOのひとつですね。そんな京野菜のジャムのファンの一人に「暗闇坂 宮下」の宮下大輔さんがいらっしゃいます。
宮下さんは「さくらのジャム」を食べてファンになり、ご自身のお店でも京野菜ジャムを使ったお料理を提供してます。「中川さんのところの商品はどれも魅力的だけど、彼女自身が魅力的だよね」。中川さんは元々スタイリストだそうで、スタイリスト時代に磨いたセンスは、食の世界でも大活躍。「自分が思いつかないようなアイディアをたくさん持っているんですよね、中川さんは。僕も彼女もこだわりのポイントが似ていて、趣味嗜好から知り合いまでいろんなところでつながっているし、いろんなつながりをもたらしてくれる核となる人ですね」。実は、今回のマルシェ出展のご推薦されたのは宮下さんだとか。「彼女の商品はおいしいし、なにか新しいつながりが生まれればと思ってね」と笑顔で語ってくれた宮下さん。生産者、料理人という枠を超えクリエーターとしてお互い高め合うお二人の関係は、新しい食のスタイルをちょっと垣間見た感じがしました。
住所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 36F
TEL:03-5220-3331
試食あり、会話あり、笑いあり。生産者のみなさんもお客様もみんな笑顔です
お買い物をされたお客様にちょっと注目。みなさんが手にしているのは、「青空市場×丸の内マルシェ」のオリジナルショッピングバッグ。そう、ここは都心・丸の内。せっかくお買い物してもビニール袋はちょっと...というご意見がありましたので、今回より登場させてみました。
このショッピングバッグを見かけたら丸ビルでマルシェを開催している目印ですよ。
午後になると、コックスーツを身にまとったシェフの姿があちこちに。丸ビル界隈のシェフたちも直接お話しが聞けるマルシェには興味津々なんです。生産者さんも食のプロであるシェフたちと直接お話しができるまたとないチャンスということで、お互いに積極的に情報交換し、親交を深めていました。
イル ギオットーネ シェフ
井之上靖 氏
フレッシュミントの香りを確かめるイル ギオットーネの井之上シェフ。「イタリアンは元々地産地消の料理。ワインも食材も輸入品より、国産素材の方が本場の味に近づくんですよ」と驚きのアドバイス! 「このミントはデザートやカクテルに使いたいですね」
POINT ET LIGNE シェフ
大谷洋平 氏
無農薬ニンニクをお買いあげのPOINT ET LIGNEの大谷さん。「うすくスライスした乾燥ニンニクにグラニュー糖をまぶすと、りんごみたいに甘くておいしいですよ」アイスのトッピングにぜひ。
サンス・エ・サヴール シェフ
長谷川幸太郎 氏
サンス・エ・サヴールの長谷川シェフは夏野菜が気になるとか。「トマト、玉ネギ、キュウリのガスパチョ(夏野菜の冷製スープ)にパインを入れるとさっぱりしておいしいですよ」とアドバイス。材料を全部ミキサーに入れて、仕上げにレモンかビネガーで整えてください、とのこと。
