About

「食育丸の内」とは、三菱地所の「都市と食に関する問題」に取り組むプロジェクトの一環です。「食」に関する様々な活動を通じて、生産者、消費者、レストランが共に手を携え、人々が一層、心身共に健康になれる社会づくりを目指し活動していきます。

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Chef's Club

丸の内エリアを中心に活躍されている、日本を代表する和食・フレンチ、イタリアン、アジアン、4ジャンルのシェフ26名によって構成される「丸の内シェフズクラブ」。ただ、調理するではなく、食育を合言葉に、実際に生産地に足を運んだり、子どもたちへの食育授業など様々な提案、イベント発信などを行っています。

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Contents

マルシェに行こう
イートアカデミー
旬のシェフズランチ
子どもの食育ウェルカムキッズ
シェフの履歴書
服部幸應の食育のツボ
私を育てた『あの時、あの味』
元気になるニッポンの味めぐり
ラブテリ東京&NYヘルスリテラシー向上委員会
Will Conscious Marunouchi
食べて「夏バテ」を吹き飛ばせ!
夏バテ対策に3のチャージ!

 7月に入り暑い日が続きますね。もうひと頑張りです。この季節に気になる不調は 「夏バテ」です。とにかく身体に力が入らない、虚脱感、疲労感に襲われるのが「夏バテ」の特徴。

 急に元気がなくなったり、食欲がないと言いだしたら注意が必要です。とくに「夏バテ」を招きやすいのが〈夏場の栄養不足〉です。夏は暑さでついつい喉ごしのいい麺類に偏りがち。素麺や冷やしうどんを消費する季節ですね。
 素麺や冷やしうどんの材料は小麦粉ですが、これだけでは栄養があまりに心もとなく、身体の材料であるたんぱく質もビタミンも不足しがちに。素麺×ネギ、冷やしうどん×きゅうり•トマトでは筋肉や骨を作るアミノ酸が、心もとない食事になってしまいます。

夏の紫外線対策に彩りチャージ!

 照りつける夏の紫外線とストレスにより活性酸素の増加が気になるこの季節。活性酸素は老化を促進するため、できるだけ取り除きたいもの。そこで、夏こそ食卓をいつも以上にカラフルにしましょう。
 野菜や植物の色にはファイトケミカルといって、私たちの身体をさびにくくする働きがある成分が含まれています。疲労回復にも効果がありますし、女性が気になる、シミ•シワを予防してくれる働きもあります。
 夏の日差しを受けてつやつやな旬のお野菜で赤、白、黄、緑、紫、茶、黒などカラフルな食卓を目指しましょう。外食などでも色を意識して、トッピングなど出来ると良いですね。

疲労回復の秘訣は

 米や小麦など炭水化物を食べると元気が出ますよね。パワーがたくさん必要な男性はとくに炭水化物が大好きという人が多い傾向が。実は、炭水化物を食べてもそれ自体が無条件でエネルギーになるわけでなく、糖質をエネルギーに換えるにはビタミンB1が必要です。
 ビタミンB1の不足した身体はエンジンのかからない車のようなもの。大正時代に当時の富裕層が贅沢品である銀シャリ(白米)を多量に食し、ビタミン欠乏に陥った結果、慢性疲労やうつ病、心筋梗塞を招く「脚気」を患ったことは歴史ドラマでもお馴染みです。
 ビタミンB1は体内にストックできないため、米や小麦と一緒にしっかり摂る必要があります。そこで、夏バテを予防する食材として一押しなのは、豚肉です。豚肉はビタミンB1を豊富に含み、疲労回復に最適な食材。さらに、ネギ類やニンニクを加えると特有成分である〈アリシン〉が豚肉のビタミンB1と結合し、最強の疲労回復物質になります。

 夏にありがちなうどんや素麺に豚肉を加えるだけでどれくらい栄養強化されるかをレーダーチャートにしてみました。

脱力感に襲われたらカリウムチャージ!

 意識して夏バテ対策に努めていても、あまりの猛暑で急な脱力感に襲われ、ぐったりしてしまうこともあるかもしれません。あるいはアクティビティで「今日は汗をかくぞ〜!」という日もあるでしょう。そんな時に意識してチャージしたいのはカリウムです。カリウムは筋肉でエネルギーを作り出すのに欠かせないミネラルの一種です。汗を大量にかいてカリウムが体外へ流れ出てしまうと、筋肉がパワーダウンし、全身を倦怠感が襲います。失いやすい夏は、海藻やアボガド、納豆やほうれん草を意識して食べることをおススメします。また、アクティビティを予定している日は夏に1本売りしているきゅうりのぬか漬けやスイカ、バナナ、栗をおやつに持参することをおススメします。
 ぬか漬けは塩を使いますので、発汗時の塩分のチャージにも適しています。

筋肉維持にはアミノ酸スコアを意識して

 暑い夏、うどんや素麺など、喉越しのよい食品ばかりを食べて良質タンパク質不足になればアミノ酸が不足して一夏で筋肉がぐっと衰えるでしょう。そうなれば食事が美味しくなる秋を基礎代謝が低下した太りやすい体で迎えなくてはいけません。またしても太ってしまいます。
 実は、筋肉を作っているアミノ酸は「必須アミノ酸」といって人体では作ることが出来ないアミノ酸です。つまり、筋肉を維持しようと思ったらとくにBCAA(バリン•ロイシン•イソロイシン)を含む良質たんぱく質が必要になります。鰹節や焼き海苔はアミノ酸スコアも栄養価も抜群に高いですから「麺には海苔と鰹節!」と覚えていただくとよいかもしれません。たっぷりと☆
 ちなみに大豆タンパクでは、お豆腐ですと絹<木綿<高野豆腐の順に栄養価が高くなります。高野豆腐は絹豆腐の7倍ものたんぱく質を含んでいて、BCAAも豊富。ダイエットに一押しの食材です。

信州信玄豚と夏野菜のグリル
 旬の食材にはその季節のトラブルを乗り越えるための栄養がぎゅっと詰まっています。そこに糖質をエネルギーに変えてパワーを与えてくれる豚肉をプラス。沖縄や石垣島など、南国の人々に愛される豚肉は夏の強い味方です。

文・鎌田 薫


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データ出典
・五訂増補 日本食品標準成分表 2010
・国連連合食料農業機関データ参照及び米国臨床栄養士による計算表

鎌田 薫
 看護師の母、糖尿病の祖父の影響から食事の重要性を痛感、予防医療への貢献を信じ、管理栄養士を志す。女子栄養大学卒業後、病院、高齢者施設での経験をもとに、疾病予防、アンチエイジング、ビューティー等なりたい自分になるための栄養指導に従事。現在、聖マリアンナ医科大学東横病院でのプリンセスプランにて栄養カウンセリングを担当。


ラブテリ東京&NYヘルスリテラシー向上委員会

東京とNY在住の医療•食•健康のスペシャリストによる予防医療プロジェクトチーム「Luvtelli(ラブテリ) 東京&NY」が “世界一の美女“ を目指す女性たちのサポートと同時に日本経済を支える丸の内のビジネスパーソンの身体作りを強力にバックアップします。

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