About

「食育丸の内」とは、三菱地所の「都市と食に関する問題」に取り組むプロジェクトの一環です。「食」に関する様々な活動を通じて、生産者、消費者、レストランが共に手を携え、人々が一層、心身共に健康になれる社会づくりを目指し活動していきます。

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Chef's Club

丸の内エリアを中心に活躍されている、日本を代表する和食・フレンチ、イタリアン、アジアン、4ジャンルのシェフ26名によって構成される「丸の内シェフズクラブ」。ただ、調理するではなく、食育を合言葉に、実際に生産地に足を運んだり、子どもたちへの食育授業など様々な提案、イベント発信などを行っています。

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Contents

マルシェに行こう
イートアカデミー
旬のシェフズランチ
子どもの食育ウェルカムキッズ
シェフの履歴書
服部幸應の食育のツボ
私を育てた『あの時、あの味』
元気になるニッポンの味めぐり
ラブテリ東京&NYヘルスリテラシー向上委員会
Will Conscious Marunouchi
朝食パワーで梅雨ストレスに勝つ!
「梅雨になると体調が悪い」は本当だった!?

 実は6月は1年で最も体調を崩しやすい時期といっても過言ではありません。2012年に株式会社ウェザーニュース(東京)が台風4号の上陸に合わせ 3,524名 にメールでの調査を行ったところ、なんと6割の人が体調に変化を感じたと回答しています。
 なかでも40代女性は顕著で、60代男性は気圧変化に弱いという結果が出ました。症状としては「関節や古傷が傷む」「耳鳴り」「アレルギー」などがあり、最も多いのは「だるさ」と「頭痛」です。こうした症状が頻繁に起こり、うつっぽくなる人も多いため「梅雨ストレス」とも呼ばれています。
 低気圧は酸素の量が減り、副交感神経が優位になり、エネルギー消費が抑制されます。また、血管の中の圧力が上がり、膨らむことで神経が圧迫されやすくなります。つまり、低気圧の時はあまり活動的になりすぎない方が身体に負担がないということですね。 

6月は生活リズムを見直すチャンス!

 「6月は体調を崩しやすい」とあらかじめわかっていればスケジュールを緩めに組むなどの対策を講じることができそうですが、低気圧でも元気な人もいます。「梅雨ストレス」に強い身体を作るためには自律神経を整えること、すなわち「生活リズムを整えること」がポイントといえます。おりしも6月は食育月間です。自律神経を整えるためには「三食の食事」が大切といわれています。なかでも重要視されているのが朝飯。朝飯を食べることは自律神経に刺激を与えるだけでなく、私たちの生活リズムを決めている「時計遺伝子」を動かすためにも大切です。ところが、働き盛りの20~30代の男女は朝食の欠食率が高いことが知られています。

朝食の「ちょこちょこ食べ」が1番太る!?

 身体は日周リズムを「朝日」や「朝食」という刺激でリセットしていると考えられています。このリズムが乱れることが肥満や生活習慣病に繋がると考えられていますが、実際に太る原因に「朝食の頻度」があることを、東京慈恵会医大総合健診予防医学センターの和田高士教授が発表し、大きな話題になりました。2004年から2009年までの人間ドック受診者6,104名の受診後のメタボ率について調べた結果、なんと朝食を食べたり食べなかったりする人は、毎日食べる人よりメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)になるリスクが女性で4倍以上、男性では2倍近く高くなるというのです。
 最もメタボのリスクが上がるのは「朝食は週に2回」という人。ほぼ毎日食べている人に比べて女性で4.5倍、男性で1.9倍もメタボリスクが高まるというから驚きです。

朝食で体内時計をリセットしよう

 海外で時差ボケを解消するために有効な手段は「朝日を浴びること」と「朝食を食べること」の二つといわれています。私たちの身体は時計が朝を示すから起きるのではありません。明け方になると血糖値を上昇させるホルモン「コルチゾール」が分泌され、さらに朝日を浴びることで幸福ホルモン「セロトニン」が分泌されることですっきりと起き上がることができます。
 寝ている内臓を起こすために朝はまず一杯のお水を飲み、そして朝ご飯を食べます。これにより腸が刺激を受け、蠕動運動を開始すると排便が促され、夜に溜まった排泄物が体外へ出て行きます。同時に夜を司る神経である「副交感神経」と昼を司る神経である「交感神経」が切り替わり、身体がどんどんと覚醒していきます。「朝食」には乱れがちな自律神経を整えるメリットもあるということを覚えておきましょう。

「ゆっくり朝ご飯タイム」でストレスに強い身体づくり!

 梅雨ストレスに打ち勝つために、6月はいつにも増して「朝ご飯をゆっくり食べる」ことを意識しましょう。噛むことによって咀嚼回数が増えますが、咀嚼やウォーキング、ランニングなどの一定のリズムを刻む運動を「リズム運動」といいます。
 リズム運動は幸福ホルモンのセロトニンを増やす働きがあり、心身の健康を整えることに役立ちます。野菜を大きく固めに茹でる、噛む回数が多い根菜類や海草類を食べるなど、調理で噛む回数が増えるよう工夫することもできます。

 今月は食育月間ということで食事の大切さが全国様々なイベントでPRされていますが、食事のパワー(栄養+食べる時間〔生活リズム〕+咀嚼〔リズム運動〕)で、肥満や生活習慣病、自律神経の乱れを予防しましょう!どんな朝食がおススメかについては次号の「デキるビジネスパーソンは食べている?!朝ご飯でつくる生活リズム」特集をお楽しみに。

DEAN & DELUCA
 朝日が差し込む心地よい空間で1日をスタートしてみませんか?
サンドイッチとフレッシュフルーツジュースで身体をシャキっと目覚めさせましょう。この時期は外のテラスもおススメです。

CAFE SALVADOR
 広々とした店内はゆったりとして落ち着いた雰囲気。リラックスできるソファー席で友人や同僚たちと朝食会を楽しむのもおススメです。
サンドイッチとバリエーション豊富なドリンクで快適な朝を迎えましょう。

文・細川モモ


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データ出典
・weathernews 「雨と気圧の体調調査」
・厚生労働省「平成23年国民健康・栄養調査結果の概要」

両親のガン闘病をきっかけに予防医学に関心をもち、渡米。以後、年の1/3を各国のリサーチに充てる傍ら資格を取得し、健康食品会社の開発部に所属。独立後に始めた講演活動は年間150本以上、47都道府県に渡り、09年の春に医療•健康•食の専門家によるプロフェッショナルチーム「Luvtelli 東京 & NewYork」を日本とNYに発足。11年に企業や大学とともに世界一規模の「卵巣年齢研究」を実施し、論文発表を精力的にこなす。2013 ミス•ユニバース•ジャパン オフィシャルトレーナーとして美女たちの食事指導を担当。指導内容をまとめた「タニタとつくる美人の習慣」(講談社)は7万部を突破し、不健康な痩せ願望女性を減らそうという試みがNHK「おはよう日本」、NHK WORLDにて特集される。テレビ朝日「BeauTV VOCE」他出演•女性誌掲載多数。聖マリアンナ医科大学東横病院とコラボしたオリジナル血液検査「プリンセスプラン(¥34,300-)」が大好評。


ラブテリ東京&NYヘルスリテラシー向上委員会

東京とNY在住の医療•食•健康のスペシャリストによる予防医療プロジェクトチーム「Luvtelli(ラブテリ) 東京&NY」が “世界一の美女“ を目指す女性たちのサポートと同時に日本経済を支える丸の内のビジネスパーソンの身体作りを強力にバックアップします。

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