About

「食育丸の内」とは、三菱地所の「都市と食に関する問題」に取り組むプロジェクトの一環です。「食」に関する様々な活動を通じて、生産者、消費者、レストランが共に手を携え、人々が一層、心身共に健康になれる社会づくりを目指し活動していきます。

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Chef's Club

丸の内エリアを中心に活躍されている、日本を代表する和食・フレンチ、イタリアン、アジアン、4ジャンルのシェフ26名によって構成される「丸の内シェフズクラブ」。ただ、調理するではなく、食育を合言葉に、実際に生産地に足を運んだり、子どもたちへの食育授業など様々な提案、イベント発信などを行っています。

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Contents

マルシェに行こう
イートアカデミー
旬のシェフズランチ
子どもの食育ウェルカムキッズ
シェフの履歴書
服部幸應の食育のツボ
私を育てた『あの時、あの味』
元気になるニッポンの味めぐり
ラブテリ東京&NYヘルスリテラシー向上委員会
Will Conscious Marunouchi
「安心できる食品選びのポイント 入門編
Q 食品の安全はどうやって見分けるの?

 食品の安全は単に高価なものを食べるとか、無農薬のものを食べる、という意味ではありません。その食品がどこで、どのようにして作られたのか。基本的な食品の製造過程を知ることが大切です。それが一目で分かるのが、食品のパッケージに必ずついている原材料表示。これには、「商品名」「原材料名」「消費期限」「内容量」「製造者」などが明記されています。つまり、これを読めばその食品の正体が分かるようなカルテのようなものです。これらを知っておくことで、日々の生活の中で、栄養バランスが偏らない食事を意識することができます。もし、何か疑問に思ったらすぐこの原材料表示を確認しましょう。


原材料表示の例

Q どうやって原材料表示をみるのですか?

 原材料表示は使用料の多いものから順番に書いてあります。つまり、上記の例だと、最も多く使われてものは小麦粉、次がミルククリーム。反対に一番少なく使われているのが糊料です。この「増粘多糖類」という糊料は食品添加物で、「保存料」、「酸味料」「着色料」などは化学合成添加物と呼ばれます。もちろん、これらは法律に則って人体に害のないものが使われていますが、その食品にどの程度の添加物が入っているかはいつも気にしておく必要があります。あまり神経質になる必要はありませんが、食品添加物は少ない方がいいのは言うまでもありません。


食品添加物の使用目的
調味料
うまみをつける
(グルタミン酸ナトリウムなど)
イーストフード
イースト菌の栄養源になって発酵を助ける
(塩化マグネシウムなど)
乳化剤
油脂と水を均一に乳化させる
(レシチン、ガゼインナトリウムなど)
酸味料
食品に酸味を加える
(クエン酸、乳酸、酢酸など)
pH調整剤
pHを調整し、変質・変色を抑える
(クエン酸、リンゴ酸など)
香料
食品に香りを付ける
(アセト酢酸エチル、バニラなど)
着色料
食品に色をつける
(食用赤色2号、クチナシ色素など)
かんすい
中華麺にコシや色・風味をつける
(炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなど)
膨張剤
ケーキのスポンジやクッキーを膨らませる
(重曹、塩化アンモニウムなど)

Q 「消費期限」と「賞味期限」は何が違うの?

 この二つの言葉は似ているのでよく間違えてしまいます。消費期限は未開封の状態で、表示された保存方法で的確に保存した場合、いつまでに食べきる必要があるかのサインです。一方、賞味期限とは、その食品がおいしく食べられる期限の目安。ただし、常温や冷蔵で保存がきく商品を、開封しない状態で適正に保存をした場合のみです。いずれも、その期限を過ぎたとしても食べることはできますが、一度封を切ったものは早めに食べてしまうことが大切です。とくに春から夏にかけては、雑菌が繁殖しやすく腐敗や品質劣化の恐れがあります。口に入れておかしいなと思ったら、すぐにこの二つの表示と食品の保存状態を確認しましょう。


 このように、この食品のカルテというべき「原材料表示」を見るだけで、その食品がどんなもので作られ、いつまでおいしく食べられるか分かります。働き盛りのサラリーマンやOLの人は、毎日の食事を市販のお弁当でとる方が多いと思います。だからこそ、必要以上に添加物の多いものは避け、なるべく自分の体をいたわって、バランスのとれた食事を心がけることが大切です。食品は自分の体を養うものだからこそ、自分の体にどんなものを入れているのかを正しく理解することが食育の第一歩だと思います。

 例えば、産地偽装や賞味期限、消費期限の改ざん、腐食防止の薬剤、発がん性物質が疑われている食品添加物の混入など、毎日のニュースの中には、かならず私たちの食に関係するものがあります。消費者としてそんなニュースにもしっかり目を向けたいものです。


服部幸應氏
丸の内シェフズクラブ会長 服部幸應氏
学校法人服部学園服部栄養専門学校理事長・校長をはじめ、医学博士で内閣府「食育推進会議」委員、(社)全国調理師養成施設協会 会長など、数多くの協会や委員会で代表を勤める。また、各メディアへの出演・企画・監修も手がけており、講演活動など幅広く活躍中。

服部幸應の食育のツボ

「おいしいものを食べる」のは人生の楽しみです。しかし、私たちの世代はそんなおいしいものを食べると同時に、人が生きる上で大切な教訓を食卓から学んだものです。食育って難しいという先入観がありますが、思わず誰かに教えてたくなる、とっておきの食育のツボを皆さんにおいしく伝授しましょう。

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Archives

2012.03.21

服部幸應の食育のツボ8 「意外に知られていない食品の保存方法」

 ジャガイモやサツマイモ、大根、ニンジン、ゴボウなどの根菜類、玉ねぎや長ネギ。これらを常備菜と言います。地域差もあるのですが、これにかぼちゃや冬瓜が加わることもあります。昔は、こられの常備菜は常に台所の涼しいところに置いてありました。根菜類は芽が出ないように暗いところに保存したものです。ところが、料理をしない人が増え、そういった野菜さえもコンビニなどでいつでも購入できる時代になった結果、食材の貯蔵方法を知らない人が多くなったのです。現在、食品の保存に活躍しているのはもっぱら冷蔵庫です。しかし、冷蔵庫にも決まりがあるのをご存じでしょうか?

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2012.03.21

服部幸應の食育のツボ7 「安心できる食材選びのポイント 肉編」

この数年、BSE(牛海綿状脳症)に感染した牛や鶏のインフルエンザ騒動がありました。また、強毒化した菌に汚染された格安の牛の生肉(ユッケ)を食べ、深刻な集団食中毒を起こした事件もありました。野菜に比べ、食肉は生産されて食卓に届くまでの流通過程がいまひとつ不透明と言われています。どのようにして食の安全を守るのか。まずは、消費者が食肉に対する知識を深めることが大切です。ようやく大手スーパーマーケットでは、食肉の生産履歴の開示などが進んできました。

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2012.03.21

服部幸應の食育のツボ6 「安心できる食材選びのポイント 魚編」

四方を海にかこまれた日本は、海の幸にめぐまれた島国です。季節や場所によって多種多様の魚が獲れ、古くから日本人の食卓を支えてきました。しかし、都会を中心に魚食の回数が減り、町中から魚屋さんの姿が消えてしまいつつあります。また、切り身となってスーパーマーケットで売られている魚が、本当の魚の姿だと思っている子どもがいるのも現実です。昔では考えられないことですが、だからこそ小さい頃から食育を通じて、魚食というものに慣れ親しむ必要があると思います。

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