About

「食育丸の内」とは、三菱地所の「都市と食に関する問題」に取り組むプロジェクトの一環です。「食」に関する様々な活動を通じて、生産者、消費者、レストランが共に手を携え、人々が一層、心身共に健康になれる社会づくりを目指し活動していきます。

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Chef's Club

丸の内エリアを中心に活躍されている、日本を代表する和食・フレンチ、イタリアン、アジアン、4ジャンルのシェフ26名によって構成される「丸の内シェフズクラブ」。ただ、調理するではなく、食育を合言葉に、実際に生産地に足を運んだり、子どもたちへの食育授業など様々な提案、イベント発信などを行っています。

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Contents

マルシェに行こう
イートアカデミー
旬のシェフズランチ
子どもの食育ウェルカムキッズ
シェフの履歴書
服部幸應の食育のツボ
私を育てた『あの時、あの味』
元気になるニッポンの味めぐり
ラブテリ東京&NYヘルスリテラシー向上委員会
Will Conscious Marunouchi
渡邉シェフと行く千葉の野菜
「人」が「畑」を育てる。そして、「畑」が「人」を育てる。

お母さんの愛称で親しまれる芦田恵子さん。野菜ソムリエの資格を持ってます

お母さんの愛称で親しまれる芦田恵子さん。野菜ソムリエの資格を持ってます


 『AWキッチン』には、スタッフが畑に出向き、生産者と一緒に草むしりや稲刈りなど農作業のお手伝いをする"畑の日"が月に一度に設けられている。
 この日も、渡邉さんだけでなく、各店舗の料理長や若いスタッフが、畑で芦田さんとともに汗を流していたが、そこには渡邉さんのこんな思いがある。
 「スタッフが増えてきて僕がもっとも悩んだのが、どのように人材教育をしていくか?ということ。サービスの講習など、いろんなことを試したんですが、ほとんど効果がありませんでした。じゃあどうしようかと考えた末に出た答えが、"畑に行く時間を作る"ということだったんです。

食材ひとつひとつの物語が、お客さんに感動を伝えていく。

この日仕入れるマーボーナスを念入りにチェックする桜木料理長

この日仕入れるマーボーナスを念入りにチェックする桜木料理長


 畑で農家さんにお会いすれば、何のために仕事をするのか? という答えを見つけられるんじゃないか、そう思ったんです。畑で農家さんが頑張って野菜を作ってくれている姿を見れば、『どうやってそれをお客様に伝えようか?』と考えるし、それを伝えたお客様に『美味しいね!』とか『このお店に来ると次の日、体調がいいんだ』って言っていただけると、スタッフも仕事の意義が分かってくるじゃないですか。それを頭で考えさせるんじゃなく、まずは体験させることから始めたいと思ったんです」

芦田家の愛猫「マサムネ」。人懐っこく、撮影にも気軽に応じてくれました

芦田家の愛猫「マサムネ」。人懐っこく、撮影にも気軽に応じてくれました。


 今回同行したスタッフの皆さんは、全員、芦田さんのご両親を「お父さん」「お母さん」と呼ぶ。また、丸の内店の桜木武士料理長に「ずいぶん日焼けしてますね」と声をかけると、「畑で焼けました!」と威勢のいい返事が返ってきた。若いスタッフの中には、芦田さんが飼っている猫を「マサムネ」と名前で呼んで可愛がる人もいる。
 『AWキッチン』で提供される料理には、素材ひとつひとつに物語がある。そして、スタッフ全員がその物語の登場人物なのである。だからこそ、それがお客さんにも伝わり、多くの人に感動を伝えていくのだろう。


 さて、最後に渡邉さんに、今後の展望を伺った。
 「実は芦田農園さんが、僕たちが自由に使える畑を用意してくださっているんです。その畑にうちのお客さんをお連れして、一緒にブロッコリーの苗を植えるところから収穫までを体験してもらったり、いろいろやらせてもらっていますが、今後はより積極的に食育活動などに活かしていきたいです」
 レストランのテーブルで出来上がった料理を味わってもらうだけでなく、お客さんに野菜作りの苦労や喜びから味わってもらう...。実現のためにはまだまだ乗り越えなければならない壁はたくさんある。渡邉さんは「芦田さんが一歩も二歩も先を行ってくれているのに、僕たちが全然追いつけない(笑)」と苦笑を浮かべたが、その視線は、確実に次のステップを見据えている。

専門学校『レコールバンタン』の生徒も同行。渡邉さんは未来の料理人の育成にも励んでいる(左)、畑で獲りたてを口にする生徒の皆さん。「美味しい~!」「甘い~!」と歓喜の声が(右)

専門学校『レコールバンタン』の生徒も同行。渡邉さんは未来の料理人の育成にも励んでいる(左)、畑で獲りたてを口にする生徒の皆さん。「美味しい~!」「甘い~!」と歓喜の声が(右)


ほのぼの芦田農園

「直売所甲子園2009」で、優秀賞「日本一あたたかい直売所」を受賞!
芦田さんご家族も渡邉さんも満面の笑み、とても知り合って2年半とは思えない

 新鮮な野菜や果物を生産者から直接購入できる直売所が、近年注目されているが、『ほのぼの芦田農園』が営む直売所は "直売所の日本一を決めよう"という「直売所甲子園」で優秀賞の「日本一あたたかい直売所」を受賞している。芦田さんの直売所があるのは、千葉県白井市にある白井駅の、いわゆる "駅ナカ"。開店時は、通勤客に野菜を販売することを目的としていたが、美味しい野菜が評判を呼び、現在は通勤客以外のお客さんも多いとか。お店に立つ芦田恵子さんは、「日本一小さくて営業時間の短いお店です......」とどこまでも謙虚だが、そんなお人柄こそが人気の最大の秘訣なのだろうと、今回の取材で実感しました。

〒270-1422 千葉県白井市復1264
☎047-492-0400


PASTA HOUSE AWkitchenTOKYO

AWキッチン丸の内店

 東京駅直結、新丸ビル5Fにある人気パスタハウス『AWキッチン丸の内店』。ランチは野菜を使った前菜とデザートがブッフェスタイル、パスタとメインディッシュを選べるコース。ディナーは、アラカルトと厳選お野菜コースをご用意。渡邉明シェフが信頼する契約農家から届く新鮮野菜を、存分にお楽しみください。


【PASTA HOUSE AWkitchen TOKYO(丸の内店)】
〒100-6505 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング5F
☎03-5224-8071
営業時間:
ランチ  11:00~15:30(ラストオーダー14:30)
ディナー 17:00~02:00(ラストオーダー01:00)
日・祝  17:00~22:00(ラストオーダー21:00)
定休日:不定休 (新丸ビルに準ずる)
http://www.eat-walk.com

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元気になるニッポンの味めぐり

元気になるニッポンの味めぐり

日本には世界に胸を張る食材があります。
日本には一口食べたら体も心も元気になる食材があります。
生産者の日々の努力と、かけがえのない日本の風土が生み出す食材たち。
おいしいに人生を捧げた人たちの哲学に触れることで、まだ見ぬニッポンの食の奥深さを再発見しましょう。
私たちを元気にしてくれる、日本全国の生産者に出会う旅がスタートしました。

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Archives

2013.12.02

元気になるニッポンの味めぐり8 美しくも厳しい自然とともに生きる、福井県で出会った生産者さん

日本海と越前の山々を愉しめる自然豊かな福井県。恵まれた自然の恩恵を受けた海の幸も山の幸も堪能できる場所。そんな福井県、実は「食育」発祥の地としての顔を持つ。「食育」という言葉を最初に唱えた石塚左玄(1851-1909)は、「その土地の季節のものを食べる事が、最も健康的で栄養が豊富であり、それが自然であり、そこに住んでいる人に一番優しい食になる」と説いた。福井県の食べ物の美味しさに魅了されたからこそ生まれた言葉なのかもしれない。

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2013.10.01

元気になるニッポンの味めぐり7 知床・羅臼の「旨み」に出会う旅

北海道・羅臼町。世界自然遺産、知床半島の南東部に位置する町である。この名前を聞けば、誰もが頭に思い浮かべるのは「昆布」ではないだろうか。

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2013.01.16

元気になるニッポンの味めぐり6 長野県飯綱町「ワイナリー・サンクゼールでぶどうの収穫体験」

その地域でワインを造りながら生活する人々に出会った。こんな小さな田舎町でも、世界的なワインやシードルを造ることができる。何より、村の人々が自分たちの製品に心から誇りをもっているということに深い感銘を受けた。

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